KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ポツダムで過ごす週末

2018年08月06日 | Time in ニューヨーク



いろんなことを経験してきました、週末トリップ。

森の中で暮らすお友だちのロビンの家で2泊。

音楽仲間のポールの出身地でお仕事があって
私も旅のメンバーに♪

広大なニューヨーク州の北、カナダまで車で30分というPotsdamは
あの歴史で習うドイツのポツダムとは違うけれど
アメリカのあちこちにヨーロッパと同じ地名がつけられているので
ルーツをたどるとたぶん
ゆかりの土地なのではないかと思ったり。




ロビンが作ってくれたごはん。




夜は「コンフォート フード 〜心地よいごはん〜」と本人が呼んでいた
ビーンズライスと、自家製・鹿肉とポークの
ドライソーセージ。サワークリームのせ。

サンデーブレックファーストには
お母さんが良く作ってくれていたという思い出の味
ブリティッシュスタイルの
「Popover 〜ポップオーバー〜」を作ってくれた。



初めてのアツアツのポップオーバー
めちゃくちゃ美味しい〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆💖





外はカリッと、中はシュークリームの皮のように空洞でちょっぴりモチっと、ソルティー。




お母さんはドイツとオランダのハーフだけど
なぜかイギリスのごはんが多かったのだという。

レシピを聞いたのでまた作ってみたい♪

夜にごちそうになった
紅いkidney(キドニー)ビーンズとライス。
缶詰めを使ったの?と聞いたら、
圧力鍋で自分で作ったんだよ。というので興味深々。
これはスパイスをもらったので
9月のパーティで作ってみよう!

ソーセージは自分でハントした鹿70%とポークを混ぜてスモークした後、さらに
冷凍したり乾かしたりしながら
手作りしたのだとか。

ミュージアムでのフリーコンサートを終えて




再びロビンのお家でバーベキュー。





昨日、素敵なキッチンで作ったクッキーと、



バナナ、洋梨、ローカルな地元産のチェリーとグレープのフレッシュフルーツケーキをデザートに。






北海道よりもさらに北に位置するここは
標高5,000mの山が近くにあって冬はマイナス30 〜40℃となる場所。

短い短い夏を楽しんでいる人々。8月中旬からは樹々の色が変わって紅葉の準備が始まるのだそう。

お仕事の前に打ち合わせをかねて川で泳ぐなんて、さすが♪遊ぶことを忘れない。







ここのファーマーたちも、ニューヨークの人々も同様に

一生懸命働いて
一生懸命遊ぶんだよ

とみんな口を揃えて言う。

週末は自然の中、カントリーサイドで過ごして。




お金があっていいね、と日本人は思うかもしれない。

でも日本人の方が貯金あるしお金もある。

先進医療があっても治療費が高くて、
Poor people (貧乏な人たち)は病気になったら
死ぬしかない。と何人がそう言っていた。

そう考えると保険制度は
ここよりもずっと整っていて寿命だって世界一。

ただ、こっちの人たちと
時間の使い方が違っていて
あくせくしない心豊かな生き方を知っているだけ。

ただそれだけ。



日本はどうなの?と聞かれて

う〜ん…休みがお正月と夏休みと、
ゴールデンウィークと。
でもみんな一斉に同じ日に取るから
どこも混んでいるの。

え?それは大変じゃないの?
トラフィック(渋滞)がすごいんじゃないの?
別々にバケーションをズラして取れないの?

そうできるところもあるけど
だいたいはおんなじ日かな〜…



毎週みんな郊外に出かけるの?
だって会社に勤めていたら土日は仕事ないんでしょう?

うーん、毎週は出かけないよ。

温泉は日本人好きだけど、泊まりになると
年に何回か?ぐらいじゃない。普通は。



Wow!You should leave Japan soon!
ワオ!すぐ日本を離れた方がいいよ!

っていうか、もうすでに離れてるよ。あはは。







そんな会話やら、政治の話やら、
ネイティブ・アメリカン(インディアン)の部族同士の話や
新しい土地、アメリカを巡るヨーロッパ各国との
の独立前の抗争の歴史とか
地理の話やら、お花や植物のこと、
メイプルシロップの作り方まで

知らない世界を皆さんに教えてもらいながら、

今日もまた私の人生が少しだけ

でもきっとさらにグッと大きく広がったような気分。



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