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いろんなことを経験してきました、週末トリップ。
森の中で暮らすお友だちのロビンの家で2泊。
音楽仲間のポールの出身地でお仕事があって
私も旅のメンバーに♪
広大なニューヨーク州の北、カナダまで車で30分というPotsdamは
あの歴史で習うドイツのポツダムとは違うけれど
アメリカのあちこちにヨーロッパと同じ地名がつけられているので
ルーツをたどるとたぶん
ゆかりの土地なのではないかと思ったり。
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ロビンが作ってくれたごはん。
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夜は「コンフォート フード 〜心地よいごはん〜」と本人が呼んでいた
ビーンズライスと、自家製・鹿肉とポークの
ドライソーセージ。サワークリームのせ。
サンデーブレックファーストには
お母さんが良く作ってくれていたという思い出の味
ブリティッシュスタイルの
「Popover 〜ポップオーバー〜」を作ってくれた。
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初めてのアツアツのポップオーバー
めちゃくちゃ美味しい〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆💖
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外はカリッと、中はシュークリームの皮のように空洞でちょっぴりモチっと、ソルティー。
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お母さんはドイツとオランダのハーフだけど
なぜかイギリスのごはんが多かったのだという。
レシピを聞いたのでまた作ってみたい♪
夜にごちそうになった
紅いkidney(キドニー)ビーンズとライス。
缶詰めを使ったの?と聞いたら、
圧力鍋で自分で作ったんだよ。というので興味深々。
これはスパイスをもらったので
9月のパーティで作ってみよう!
ソーセージは自分でハントした鹿70%とポークを混ぜてスモークした後、さらに
冷凍したり乾かしたりしながら
手作りしたのだとか。
ミュージアムでのフリーコンサートを終えて
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再びロビンのお家でバーベキュー。
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昨日、素敵なキッチンで作ったクッキーと、
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バナナ、洋梨、ローカルな地元産のチェリーとグレープのフレッシュフルーツケーキをデザートに。
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北海道よりもさらに北に位置するここは
標高5,000mの山が近くにあって冬はマイナス30 〜40℃となる場所。
短い短い夏を楽しんでいる人々。8月中旬からは樹々の色が変わって紅葉の準備が始まるのだそう。
お仕事の前に打ち合わせをかねて川で泳ぐなんて、さすが♪遊ぶことを忘れない。
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ここのファーマーたちも、ニューヨークの人々も同様に
一生懸命働いて
一生懸命遊ぶんだよ
とみんな口を揃えて言う。
週末は自然の中、カントリーサイドで過ごして。
お金があっていいね、と日本人は思うかもしれない。
でも日本人の方が貯金あるしお金もある。
先進医療があっても治療費が高くて、
Poor people (貧乏な人たち)は病気になったら
死ぬしかない。と何人がそう言っていた。
そう考えると保険制度は
ここよりもずっと整っていて寿命だって世界一。
ただ、こっちの人たちと
時間の使い方が違っていて
あくせくしない心豊かな生き方を知っているだけ。
ただそれだけ。
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日本はどうなの?と聞かれて
う〜ん…休みがお正月と夏休みと、
ゴールデンウィークと。
でもみんな一斉に同じ日に取るから
どこも混んでいるの。
え?それは大変じゃないの?
トラフィック(渋滞)がすごいんじゃないの?
別々にバケーションをズラして取れないの?
そうできるところもあるけど
だいたいはおんなじ日かな〜…
毎週みんな郊外に出かけるの?
だって会社に勤めていたら土日は仕事ないんでしょう?
うーん、毎週は出かけないよ。
温泉は日本人好きだけど、泊まりになると
年に何回か?ぐらいじゃない。普通は。
Wow!You should leave Japan soon!
ワオ!すぐ日本を離れた方がいいよ!
っていうか、もうすでに離れてるよ。あはは。
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そんな会話やら、政治の話やら、
ネイティブ・アメリカン(インディアン)の部族同士の話や
新しい土地、アメリカを巡るヨーロッパ各国との
の独立前の抗争の歴史とか
地理の話やら、お花や植物のこと、
メイプルシロップの作り方まで
知らない世界を皆さんに教えてもらいながら、
今日もまた私の人生が少しだけ
でもきっとさらにグッと大きく広がったような気分。
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