Happy Anniversary for three years!
学校に行く途中の地下鉄で突然迷って
途方にくれていた時に助けてくれてから3年。
その出会いを記念してディナーへ♪
甥っ子ちゃんのJohnny ジョニーがつとめる
イタリアンリストランテ Babbo バッボは
ニューヨークの中で…日本も含めると
(イタリアに以前行った時も
美味しいレストランにありつけず…って
ことは私的に世界一?)
1番好きなイタリアンレストラン。
どれも本当においしくて
とにかく予約が取れないほどの人気店。
今回のスペシャリテは
「ポルチーニのラザーニャ 白トリュフのせ」
目の前でホワイトトリュフを
丸ごと一個スライスしてふんだんに。
あぁ、もう生きてて良かった‼️と
思えるレベルヽ(;▽;)ノ
そしてそれぞれの料理に合う
イタリアンワインの説明を
ジョニーが歴史やら
背景をまじえながら、ワインの味の表現も
たくみな言葉を添えると
それがまたレイヤーとなって重なり
さらに味わいを芳醇なものへと
ぐっと押し上げていく。
イタリアンたちは長く時間をかけて
食事をすることを心豊かに感じる文化。
時計を見て、食べ始めから何時間かかったか
喜んでいる様子がまたなんともいえずいい。
時間をどうとらえるのか、
気持ちひとつなんだな、と
彼らを見ていてそう思う。
そして、きびきびと片づけやサーブするのが
メキシカンたち。
次から次へと予約客が入れ替わる。
その短い間に前客のテーブルのマットを
くるくるっとまとめ
パリっと糊のきいた真っ白なテーブルクロスを
さっと広げると鮮やかな手さばきで
四つ角をきっちりと作り上げる。
彼らの手際よくムダのない動きも
また美しくカッコいい。
優雅さとスピードと。
そして分量といい、アートのような盛りつけも、繊細な味つけも、すべてが丁寧で洗練された
料理のひとつひとつ。
デザートには
Happy Anniversary ハッピーアニバーサリー
と書かれたプレート♪
このバナナの温かいケーキにのったとろける
アイスクリームとキャラメルソース✨
ん〜、絶品✨
お店で毎日手作りしているというジェラート✨
7種、それぞれに素材の味が際立っている。
どれも甘さ控えめで上質な時間のしめくくりを
演出してくれる。
アメリカは量も多くて、大雑把な味、甘い、
まずい、という通説は
ここでは当てはまらないほど
ニューヨークは奥が深いのだ。
待ち合わせの地下鉄を出ると
国旗の色にライトアップされた
エンパイアステートビル。
そして満ちゆくパワーの
14番目の月が夜空に輝く。
きらめくマンハッタンの夜は
いつもと変わらない。
1か月ぶりなのに、なんだか懐かしい。
私がどこに行っていようが
異国から来た人であろうが
おかえり!と迎え入れてくれる。
それが世界中の人々を魅了するNew York
時にそっけなく、厳しくて激しくて。
なのに温かくて大きな懐ろ(ふところ)に
抱かれているような。
この街は、私の心をとらえて離さない。