2021年6月19日 <父>
6月10日23時30分、須玉で外を眺めると満天の星!
急きょ、着込んで夏の天の川を楽しむことにしました。
対角線魚眼レンズによる固定撮影で、天の川を中心に記録しました。
北の空です。北斗七星が分かりますか。左上、柄のカーブの先に
うしかい座のアークトゥルス。右上は、こと座にベガです。
木が成長しましたが、北極星はギリギリ見えます。
2021.6.10 23h47m CanonEOS5Ⅲ 15mmF2.8 ISO12800 20S
カメラを右に振ります。夏の天の川が山から昇ってきています。
夏の大三角が目立ちますね。左端には北極星が写っています。
夏の大三角のベガとデネブを軸に、アルタイルを左側に折りたたむと、
北極星に重なります。実際の星空で試してください。
2021.6.10 23h53m CanonEOS5Ⅲ 15mmF2.8 ISO12800 20S
少し場所を移動。土星(右下)が昇って来ました。
2021.6.11 00h13m CanonEOS5Ⅲ 15mmF2.8 ISO12800 20S
ISO感度を1600に下げて、2分間の固定撮影。
星が動いていますが、この画面では分かりにくいですね。
2021.6.11 00h25m CanonEOS5Ⅲ 15mmF2.8 ISO1600 120S
最後にデッキの上から立ち上がる夏の天の川を撮影。
さそり座・いて座~わし座にかけての天の川です。
右端はアークトゥルス、左端は土星です。
2021.6.11 01h04m CanonEOS5Ⅲ 15mmF2.8 ISO10000 20S 山梨県北杜市にて
2021年6月11日01時の全天の星空の様子。
ステラナビゲーターでシミュレーションしました。
写真と比べて見て下さい。木星は山があるため、まだ昇っていません。
朝が早いのは余り苦にならないのですが
最近は夜が弱くなってしまい(お酒のせいもあるのかな?)
深夜までの撮影はきついです
此れからも星空の画は「父」様の画で楽しませて頂きます
今見る「夏の天の川」は、真夜中が好条件ですが、
だんだんと夕方近くに見られるようになります。
月で照らされると、山々もよく写るかも知れませんね。
夏の大三角がら北極星と見つける方法は、とても役立ちます。
北斗七星とカシオペヤ座から見つける方法よりも、
夜空の明るい場所では実用的です。