須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

クマノミズキにキアシドクガ

2020-05-15 12:21:20 | 樹木
2020年5月15日 <父>

5月10日は秋のような雲が広がっていました。少し見えている緑はクスノキです。





近くのクマノミズキに目を移すと、葉の虫食いが目立ちます。





ズームします。嫌な予感が当りました。虫のシルエットが見えます。
虫嫌いの方はここまでで、最後の<おまけの話題>までとばしてください。





葉を手繰り寄せます。いました!キアシドクガの終齢幼虫です。



毒蛾という名がついていますが、毒はありません。ミズキ、クマノミズキを食草とし、
大発生して、丸坊主になることがあるようです。
伸びた枝を毛虫ごと剪定し、2重にしたポリ袋に入れて殺虫剤(キンチョール)をかけました。
残っていた毛虫には、脚立にのって直接殺虫剤をかけました。



5月11日。2階の壁まで上っている毛虫(上)と蛹(下)を発見。
殺虫剤が届かないのでこのまま観察することにします。
もうすぐ白い蛾が見られるでしょうね。





<おまけの話題>
エゴノキの花が咲いています。ヤマガラはエゴノキの実が大好きです。
団地内では実生で増えていて、出来るだけ保護しています。


2020年5月15日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5

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2 コメント

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キアシドクガ (fukurou)
2020-05-15 20:43:50
須玉の父様
こんばんは。
キアシドクガは真っ白な蛾ですね。
毒がない毒蛾、同じミズキの仲間でもハナミズキには卵を産まないと聞いています。
都会の真ん中でクマノミズキの木があることが不思議です。(笑)
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近くに大木が (須玉の父)
2020-05-16 08:33:37
fukurouさん
おはようございます。
キアシドクガは、今回初めて知りました。
幼虫の食草は、ミズキとクマノミズキに限定されるようですね。
近くに多摩丘陵の雑木林が残っていて、クマノミズキの大木があります。
野鳥がこの実を運んできて、実生で育っているのでしょう。
団地では2本だけ保護していますが、まさか害虫がつくとは思いませんでした。
蛹の観察は続けています。
返信する

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