須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

サザンカとツバキの観察

2025-01-13 10:42:58 | 樹木

2025年1月13日 <父>

年末年始に団地内を中心にサザンカ(山茶花)とツバキ(椿)を観察しました。

花のある時期は、簡単に区別ができますが、主に葉っぱの違いを見てみました。

12月16日。専用庭のフェンス内のサザンカです。

日当たりが良いため、満開を過ぎ、花びらがかなり落ちています。

 

1月9日、同じ場所を広角で撮影した様子です。

手前に植栽されているのがツバキ。まだ蕾です。

生垣として、ツバキとサザンカの2種類を植えています。

長期間、花を楽しめる配慮なのでしょうね。

他にもサザンカがフェンス(専用庭)内に植えられている場所があります。

管理組合の管理ですが、枯れたり、切り取られたして減少しています。

 

葉っぱによるサザンカとツバキの見分け方が、本やネットに載っています。

実践してみました。

比較しやすいように、小さめのツバキの葉(左)と大きめのサザンカ(右)を

切りとりました。

ツバキの方がサザンカより木が大きく、葉も大きいです。

第一印象として、ツバキの方が葉脈と葉縁の小さなギザギザが目立ちます。

 

葉裏の拡大です。ツバキ(左)の葉縁を触るとサザンカよりギザギザを感じます。

 

1月9日。あまり日が当たらない場所のサザンカ。

バラのようなきれいな花を咲かせています。

 

すぐ近くにある大きめのツバキ。まだ、蕾はかたいです。

 

帰宅して、切りとった葉の裏側を日にかざしてみました。

左がツバキ、右がサザンカです。ツバキの方が葉脈が目立ちます。

大きなツバキの葉だと、これほど目立たないかもしれません。

 

今日は、大きめのツバキの葉(左、これが普通)とサザンカ(右)の葉を切りとって、

スキャンしました。何となく違いが分かりますね。

 

最後に小田急多摩線の五月台駅近くの葉積緑地のサザンカです。

住宅街に囲まれていますが、自然が残っています。

 

2024年12月25日 葉積緑地(川崎市麻生区)にて OM SYSTEM TG-7

 

ツバキ、サザンカなどツバキ科の樹木には、チャドクガが発生する可能性があります。

団地の樹木は、日頃から植栽サポーターが害虫発生のチェックをしています。

最近はチャドクガの幼虫を見かけません。団地の自然環境が豊かになり、

様々な天敵が発生を防いでいるのでしょうか。


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