2025年1月13日 <父>
年末年始に団地内を中心にサザンカ(山茶花)とツバキ(椿)を観察しました。
花のある時期は、簡単に区別ができますが、主に葉っぱの違いを見てみました。
12月16日。専用庭のフェンス内のサザンカです。
日当たりが良いため、満開を過ぎ、花びらがかなり落ちています。
1月9日、同じ場所を広角で撮影した様子です。
手前に植栽されているのがツバキ。まだ蕾です。
生垣として、ツバキとサザンカの2種類を植えています。
長期間、花を楽しめる配慮なのでしょうね。
他にもサザンカがフェンス(専用庭)内に植えられている場所があります。
管理組合の管理ですが、枯れたり、切り取られたして減少しています。
葉っぱによるサザンカとツバキの見分け方が、本やネットに載っています。
実践してみました。
比較しやすいように、小さめのツバキの葉(左)と大きめのサザンカ(右)を
切りとりました。
ツバキの方がサザンカより木が大きく、葉も大きいです。
第一印象として、ツバキの方が葉脈と葉縁の小さなギザギザが目立ちます。
葉裏の拡大です。ツバキ(左)の葉縁を触るとサザンカよりギザギザを感じます。
1月9日。あまり日が当たらない場所のサザンカ。
バラのようなきれいな花を咲かせています。
すぐ近くにある大きめのツバキ。まだ、蕾はかたいです。
帰宅して、切りとった葉の裏側を日にかざしてみました。
左がツバキ、右がサザンカです。ツバキの方が葉脈が目立ちます。
大きなツバキの葉だと、これほど目立たないかもしれません。
今日は、大きめのツバキの葉(左、これが普通)とサザンカ(右)の葉を切りとって、
スキャンしました。何となく違いが分かりますね。
最後に小田急多摩線の五月台駅近くの葉積緑地のサザンカです。
住宅街に囲まれていますが、自然が残っています。
2024年12月25日 葉積緑地(川崎市麻生区)にて OM SYSTEM TG-7
ツバキ、サザンカなどツバキ科の樹木には、チャドクガが発生する可能性があります。
団地の樹木は、日頃から植栽サポーターが害虫発生のチェックをしています。
最近はチャドクガの幼虫を見かけません。団地の自然環境が豊かになり、
様々な天敵が発生を防いでいるのでしょうか。
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