稲城の大塚牧場

２０１２年１２月８日　＜父＞

今日は、動物つながりで地元稲城の大塚牧場のご紹介です。

１１月２４日、稲城市消費者ルームの親子で楽しむ「農地探検」イベントの際に
訪問しました。
稲城市で唯一の牧場です。周囲は昔ながらの里山の景色が残っています。




子どもたちは、さっそくウサギの餌やりに夢中です。あげているのはショウガの葉っぱのようです。
ついでに収穫したばかりのネギの葉もあげたらよく食べました。何を食べても大丈夫なのでしょうか。
カンガルーの餌やりよりこちらの方が楽しい気がします。




参加した親子は野菜の収穫でもお世話になった牧場主の大塚利一さんからお話を伺いました。




大塚さんのお話にあったこの小屋に注目。なんだかわかりますか。




近くに行ってみると、中にはカラスが２羽いました。なんと大型のカラス捕獲器でした。
上から入って来れますが、針金が邪魔で出ることはできません。
東京都のカラス捕獲事業に協力しているとのことでした。




ハクビシンもいました。額から鼻にかけて白い線があるのが特徴です。アライグマとともに
農業害獣として注目されています。




牛舎で、可愛い子牛にも会うことが出来ました。この他にもイノシシなど様々な動物がいて
ミニ動物園のようでした。もっとゆっくりしたかったのですが、このあと「すいとん」が準備
されている上谷戸親水公園にむかいました。



３０年ほど前、世田谷区には四谷軒牧場と犬井牧場という２つの牧場があり仕事で訪問した
ことがあります。
のどかな光景だったと記憶していますが、だんだん周囲に住宅街ができ、苦情が多くなり廃業
してしまいました。
大塚牧場周辺がそのままの姿で残って、農業の大切さを伝え続けてほしいものです。