10月27日より
●「死ぬまでつきあおう」と
覚悟はしたものの・・・
母の直超脱とつき合って、半年。
この度、手術をしてもらうことになりました。
最初の病院では、
年齢的なこと、
再発率が高いことを理由に
「手術は勧めない」ということでした。
母も「この年で、手術なんて!」と言うし、
私も「それなら死ぬまでつき合おう」
と思っていました。
でも・・・・
5月から5ヶ月やってきて、
限界を感じました。
●認知症による限界
このまま付き合うなら、
せめて「これ以上ひどくならないように」。
それを考えました。
筋力がないのだから、
筋力をつけよう!
とお腹のトレーニングに始まって、
「チョウちゃん体操」と徐々に
バージョンアップしてやってきました。
84歳とは言え、
筋力は面白いようについていきました。
しかし・・・
「大便ではなく、腸だ」と何度言っても、
「大便がしたくなってきた」の連呼。
せっかく中にしまってあげたチョウコちゃんも
自分で一瞬にして出してしまいます。
そして、
トイレとベットを行ったりきたり・・・
あげくの果てに
「おなかの調子が悪いから
ちょっと横になるわな」
とベットで一日を過ごすことになるのです。
思いがけない、
空気清浄機の成果に期待もしました。
同じことを何度も言うことが
随分なくなりました。
朝早く起きるようにもなりました。
体の調子もよくなっていきました。
しかし、それ以上にはなりませんでした。
また、
直超脱になる前にはできたことも、
しなくなってしまいました。
母の仕事の洗濯干し、
食事の準備(私と一緒のときだけでしたが))
大好きな庭の草取り、
美容院から一人タクシーで帰ってくることなど・・・。
チョウちゃん体操以外
何かを一人で自主的にするということは、
全くなくなってしまったのです。
これでは、
できることもできなくなってしまう。
この状態で、
母の人生を終わらせていいのか?
●セカンドオピニオンって、大事!
限界を認めざるを得なくなって、
私の疲れが、どっと出てきました。
それからです。
「本当に手術はできないものか・・・?」
「どなたか他の専門家の意見が聞きたい」。
この思いが大きくなってきました。
そんなとき、
「縁側の日」の参加者から
他の先生を紹介していただけたのです。
今度の先生は、母を診察するなり、こう言われました。
「これは、ご本人も周りの人も大変だったでしょう。
できる方法を探しましょう」。
は~~、やっぱり大変だったんだよ~。
「わかってもらえた」
「道が開けた」
と、私は救われる思いでした。
何より母が楽になるでしょう。
「セカンドオピニオン」の必要性を痛感しました。
11月26日。
母の手術の日が待ち遠しいです~!