今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。
2009年6月18日より
●泣いたって、いいんだよ
今日の参加は、7人。
久しぶりにインタビューゲームをしました。
Tさんは、いつもティータイムまでの車の中、
今月のできごとを思い出してみるのだそうです。
豊吉:今日はどんなことを思い出していました?
Tさん:いつも楽しいことばっかり出てくるのに、
今日は泣けてきたことが思い出されてきました。
泣けてくることだから、話さなくていいです。
そういえば・・・・
インタビューのはじめの質問を決めることが、時々あります。
「嬉しかったこと」
「ドキドキしたこと」
「ときめいたこと」など・・・・
でも、「泣いたこと」は、まだありませんでした。
泣くことが悪いわけじゃないし、
泣きながら話したっていいのだし、
話したくなければ話さなくていいのだし・・・
ということで
「最近泣いたこと、ありますか?」
この出だしで、インタビューゲームをすることになりました。
●話すうちに消えていく「涙」
インタビューのまとめに
「泣く」ということが出てこないものもありました。
泣いたときの話をしているうちに
「泣くほどのことでもなかったか」と気持ちが変わっていき、
結局違う話で盛り上がってしまったというのです。
なーんだ!めでたし、めでたし!
●子どもの前だけで見せる「涙」
子どもとのやり取りで、
うまく伝わらないもどかしさを感じることはよくあります。
「どうして伝わらないの?」と泣き、
「何で泣くんや」という子どもの表情を見て泣き・・・
ところが、
同じ人でも夫の前では、泣くことはないと言われます。
「この人に感情をぶつけてもダメ」と思っているからだそうです。
相手によっては、
「もどかしい」と言っていつも泣けるわけでもないんですね。
子どもに甘えているのか、
子どもの前だと正直になれるのか?
伝えようとする前段階の気持ちは、
何によって違ってくるのでしょうね?
●陰で流す「涙」
話しても話しても平行線。
それが本当にわかってほしい相手であればあるほど、泣けてくる。
だけど、目の前では泣けない。
これは結構つらいかも・・・・
そういう時は、ティータイムでお話してみてください。
話しているうちに
心の重荷を軽くしていただけるかもしれません。
●共感して出る「涙」
若いころは、友人が泣くのを見て
「どうしてこんなことで、泣くんだろう?」とよく思ったもの。
それが、
最近で本や映画やテレビ、音楽を聞いていても、すぐ泣ける。
年齢と共に体験も増え、共感できることが増えたってことでしょうか?
人生が豊かになるとともに、泣けることも増えるんですね。
●今の自分には理由がわからない「涙」
人の話しを聞きながら涙が出ているんだけど、
共感したり感情が高ぶったりしているわけでもなく、
涙が勝手に出ているときがある。
ある特定の神仏の前や美しいものに出会ったときに、
考える間もなく瞬間的に涙が勝手に流れていることがある、
という話もありました。
人には、生きている自覚している記憶だけでなく、
遺伝子が持つ記憶というものがある、という話を聞いたことがあります。
そういう部分に触れて泣けているのかもしれませんね。
まだまだ「未知の自分」が潜んでいるわけです。
まだまだいろいろな涙がありますよね。
ふと、こんな詞が浮かんできました。
あれ、いつもの私と違うみたい・・・・
涙・・・
それは、感情を伴うこともあれば、
感情を伴わないこともある。
だけど、間違いなく
何か理由あって、あふれ出してくるもの
それが何なのか?
そう想うだけで、
今の自分が見えてくる
未知なる自分を感じることができる
涙は、魂のゆらぎ。
抑えることなく 素直になってみよう