●12月3日より
「縁側の日」で出ました「よかったこと」。
昨日に続きましてご紹介いたします。
●森のフクロウさん
昨年、認知症がある上に
歩行もままならぬ母をうちで看ることにしたと家族に話したとき、
息子から、
「今でさえ、お母さんは忙しいのに、僕知らんでな」
と言われたんです。
それが、今では
「お母さん、僕がおるで、今のうちにお風呂入っておいでよ」と
私を気遣ってくれるんです。
家で楽器を吹きたい時には、
「今吹いてもいいかなあ」と
おばあちゃんの方を気遣ってくれるんです。
いい子に育ってくれているんやなあと
嬉しくなります。
親ばかでしょうか・・・?
今年は、そういう子どもの一面をちらほら見せてもらう年でした。
●OUHIさん
昨年末、
単身赴任している主人の認知症の母を迎え入れました。
同じ言動を繰り返す義母に
私も思春期の息子も小学生の娘も
心身ともに疲れ果てました。
癒しになればいいと子犬を頂きました。
相乗効果を期待した私は自分の両親も呼びよせ、
一時的にお試し同居を始めました。
老人3人になるとメリットも多く
アルツハイマー型認知症の母が少しずつ元気になってきたのです。
この寒い中、朝夕犬の散歩に出かけたり、
人との関わりを楽しめるようになってきました。
今年は、「何が大事なのか」といろいろ考えさせられる年でした。
来年は何事も感謝で受け止められる自分になりたいと願います。
●パアーちゃん 子どもが、
認知症のおばあちゃんやおじいちゃんを受け入れる
というのは難しいことだと思います。
私の娘は精神的に不安定になりました。
最後まで家でみたかったのですが、
私も仕事をしているし、
これ以上娘に負担はかけられないと
母をグループホームにお願いしました。
自分の母をグループホームに入れて、
自分はよそのお年寄りのお世話をさせてもらう。
これでいいのかと抵抗がありましたが、
母はとても楽しそうで、元気になりました。
今年は、また家族が増えました。
息子夫婦との同居が始まり、
初孫も生まれたんです。
ムチャクチャ疲れますが、
「幸せ~!」と思うことが増えました。
●ぽっかポカさん
以前は、疲れると母から遠ざかっていたのですが、
今年は母のベットに入って話してみました。
この間の話・・・
昨日父(8年前に亡くなっている)に
「おまえ、頭おかしなってきたな」と言われ、
母は
「頭のしっかりしとる娘がいるから、大丈夫!」
と言ってやったというのです。
「じゃあ、今度はお父さんに、
あの子にもええ人連れてきたって、って頼んどいてよ」
と私が言うと
「まだ、お前に手がかかるで早いわって言うとったわ」
と母が言います。
「そりゃないわー」と言えば、
「あせったら、あかん。
ええやつが現れるで安心して待っとれ、
って言うとったよ」・・・
とまあ、どこまでが現実で、
どこまでが空想か夢かわからない話が
違和感なくできて、
心から笑っている私がいるのです。
それで私が癒されているのです。
こんな心境になれるようになったのは、進歩!
うれしいことでした。
★この続きは、また明日~!