すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

意外にも・・・楽しています。

2011-01-12 | 素老日誌

2011.01.12.より

 
年が明けてから、

会う人会う人に

「お母さんの具合どう?晴子さんも大丈夫?」
と声をかけてもらっています。

皆さん、認知症の進んだ車椅子の母が帰ってきて、

さぞかし大変だろうと心配してくださっているのです。

ありがとうございますm(__)m

 

私も心配していたのですが・・・

それが、意外なことに・・・楽なんです。

 体の働きと精神の安定

お陰さまで夜もよく眠ってくれて、

私も隣の部屋でぐっすりと眠れています。


昨日は、母がパンを包丁で切りました。

お茶碗を左手で持つことができるようになりました。

先日は豊寿圓でのショートステイ中に

テーブルに手を着いて、

自分で立ち上がって座ったとか・・・

そうそう、
私のエプロンの後ろのボタンをはずしてもくれました。

時間のかかることでも

よく短気を起こさずできるものだ、
と感心してしまいます。

腰がしっかりしてきて、
精神的に余裕ができたようです。

体の働きの向上と精神の安定がつながっていることを感じます。

グループホームの方も気になって来て下さったのですが、

「安心したわ~」

「それにしても、2週間でまたこんなに変化するとはびっくりやなあ」

と帰っていかれました。

 

幸せって何だ?

朝一番「おはよう~!」と言うと、

「いまな、何とええ気持ちで
こんな幸せなことってあるやろうかと思とったんよ。

あれ~、あんたの顔見たら、
またうれしなってきたわ」。

と、うれし泣き・・・

こういう姿を見ていたら

だれだって、幸せな気持ちになれるはずじゃないのかなあ、と

思ってしまいます。

デーサービス、ショートステイ、
ホームヘルパーさんの力をお借りしていくのですが、
まだまだ、手探りです。
でも、いろいろ試してくことが、
これまた楽しみです。

ありがたいことだと、ひしひし思う年明けです。

 

コメント
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