すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

手話ができなくても通じるの?

2012-10-17 | 聴く

デフゴルフ世界選手権は、World Deaf Golf Championships
略してWDGC.

WDGCでボランティア?
晴子さんって、手話できるの?

いえいえ、できません^_^;

13カ国の人が集まるとなると、
手話は手話でも「国際手話」が必要になるんです。

「国際手話」は、
国際交流が盛んになった現代に必要に迫られて生まれたそうです。

(アメリカ手話の影響は大きいようです)

 ※ 国際手話、日本手話、英語、日本語。それぞれ同時に即座に通訳していく様は、むちゃかっこいい!

日本に国際手話通訳者は、何人ほどいると思いますか?

10人!だとか・・・
これも、びっくり!

その10人が来てくだいましたが、
約100人の選手には全く足りません。

そこで、急きょ考えられたのが
「英語の筆談ボランティア」。

その一人として、私も参加させていただきました。

お陰で、「言語」の固定観念が大きく崩れました。

共通語が「国際手話」(アメリカ手話の影響は大きいらしい)と言っても、
国際手話だけで話している人はほとんどいないようです。

また、同じ英語の国でも、
アメリカ手話、カナダ手話、オーストラリア手話などの間にも
違いがあるのですって。

それを彼らは、
得意そうに嬉しそうに私たちに教えてくれるんです。
そこには、それぞれの国の文化や生活が現れているようです。

そして、違いはあっても、
彼らは盛り上がって話し笑い合っています。

手話って、ジェスチャーみたいなんですね。
手話を全く知らない私も推理するのが面白い!

だから、彼らは「クイズ」にしてくれるんです。
「これは、なんていう意味かわかる?」ってね。

私たちもジェスチャーしたり、
英語しゃべったり(多少聞こえる人もいるし、見てくれる!)、
それでもダメなら、書く。

臨機応変やっていると、通じるものなんですね!

とにかく彼らは、察しがいい!

 

このチョークレスボードは、ムチャクチャ大活躍でした!!
さっと書けて、さっと消すことができるのです!

海外の人とも日本人の聴覚障害者とも、
楽しく会話することができました。

英語には全く自信ない私ですが、
通じ合う喜びをいっぱい味合わせてもらいました~\(^o^)/

でもでも、
やっぱりもっと英語を勉強せにゃ!
とも強く思いました^_^;

コメント
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