今年、7色に変わる新しい光がStorgataに登場。太陽が出るまで点灯する。
北日本では、大雪とのこと。
ところが、なんとトロムソは、
全く雪のないクリスマスでした。
ノルウエーでは、学校も18日から休み、
Juleferie(ユル休み)と言われます。
家族が集い、お墓詣りの時期でもあります。
日本のお正月のようです。
Julの墓地には、あかりが沢山灯る
どういう料理を食べるのか?
地域で傾向はありますが、
家の伝承料理があるようです。
私の相方さんの家では、
24日はRibbe(豚の胸部)、
25日はKveita(クウェイタという大きな魚)
と決まっています。
今年は、これまで義父母がしてくれていたことを
私たちが全部することになりました。
ribbeは、外皮はカリカリ、中はジューシーでふんわり。コツが要るんです。
生クリームにマスタードが効いたソースで。Akevittというお酒が合う!
Julにはいろいろなクッキーをたくさん焼いておく。客の多い時期の知恵
実は、今年も
彼らの家で 彼らと過ごせるとは
思っていなかったのです。
9月義父が股関節骨折で手術、入院。
一人で暮らせない義母は、施設で過ごしました。
持病ポリオで日々手足が不自由になっている義父にとって、
右腕が動かず、喋れない母との生活に限界が来ており、
義父はこれを機に、
二人で施設に入所する決断をしました。
しかし、股関節の回復と共に、
もう一度試す決心をしたのです。
「家で二人で暮らす」ことを。
ヘルパーさんのサポートを再検討し、
二人の生活が10月末から始まりました。
無理なら、施設に入れるようになっていましたが、
二人は無事暮らせているのです。
二人の仲が良い、ということもあります。
福祉が整っている、ということもあります。
しかし、
「自分たちに何が必要かを知っている」
「家族の支えがある」。
この二つがあったからこそ、彼らの安定がある。
私は、そう確信しています。
とにかく家族がよく話し、よく聞くんです。
父母は、子どもの負担になりすぎないよう願う。
子は、親が決めたことができるようサポートしたい。
これを土台に模索する相方さんの家族に
私は改めて感心しました。
(メールの長文がわんさか来るのには、参りましたが・・・)
毎日の電話、動画に加えて、
今回もう1つツールが増えました。
パソコンやSNSに疎い義父でも、
スィッチ一つで、
zoomのようにテレビの画面で喋れるようにしたのです。
これで、喋れない母も参加できます。
今年のクリスマスは、コロナの為、私たちと4人でしたが、
孫や曾孫のお喋りに 二人はニコニコ。
これは、かなり画期的!
相方さんの大手柄でした。
私もコロナを機に、
娘(日本)・息子(アメリカ)夫妻と
「家族リモート」するようになり、
精神的に大いに救われました。
ネットコミュニケーションにますます感謝の一年でした。
もう一つ報告です。
母のセーター、出来上がりました!
しかし・・・
袖が長―い、左右対称でなーい。
ということで、自分で着ることになりました。
母には、長い馴れ初めで大笑いしてもらえました。
皆さん、今年もブログを読んでいただきまして、
ありがとうございました。
よき年の瀬、新年を迎えられますように。
靴下は、義妹さんからの手編みプレゼント