1月21日、トロムソに太陽が戻ってきました。
太陽のなかったこの二か月、
することが多く疲れ気味でしたが、
不思議ですねえ。
太陽を目にしたら、元気が出てきました。
しかし、今年は異例。
太陽と共に雪もやってきています。
どうなるんだか…
さてさて、
この週末、私、念願の食べ物に舌鼓をうちました。
Mølje(モリエ)
魚や肉のレバー、卵を言うのですが、
1月2月はタラの産卵期。
バレンツ海からくるタラの卵は特に大きい。
この時期には
魚屋さんに新鮮なタラのMøljeが並びます。
ところが、私の相方さんは、
「Møljeが好きじゃない」、と言うのです。
それで少し買って日本風に甘辛く煮たり、
レストランで私だけ食べたりしていたんです。
美味しいんですよ。
でも、私はここに住んでるんだし、
「なんだかなあ」と思い続けて4年。
ついに、妹さん、お義父さんの方法でご馳走になりました。
卵は、袋が破れないように、低温で30分以上茹でる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d8/4469640d8f7014b9e3878a835e75151b.jpg?1611581173)
ごめん、やぶれちゃった!(妹さん) あらあ、かなり注意が要るのね。
魚も低温で、茹ですぎないように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/84/0ea0e7b999aabf2f13d45a7bf7ce013c.jpg?1611581199)
とにかく「新鮮」が必須!
ただ、驚いたのは、茹でる水に入れる塩の量。
味見すると、ちょうど海水ほどの辛さです。
レバーは、表皮を除いて、鍋に取る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e5/8a0c78e324aed39d8de6abdac6238c10.jpg?1611581230)
出てくる出てくる。
これが、Tran(トラン)。
ビタミンDの補給に必須、極夜に欠かせない。
毎日飲んでる、あのTranです。
おー、これが!!
ここに魚の煮汁を足して、ソースの出来上がり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e0/147d528df0166d569e5554fe1a2e2bd8.jpg?1611581302)
見栄えはよくないんだけど・・・・なんとも旨い!
塩加減もよく、素材の味そのもの。
魚の生臭さは、まったくなし。
これが、冬の伝統料理Møljeかぁ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/05/d0d8d7cae07a656d9c4db49c64e9f308.jpg?1611581410)
薄いパリパリのfratbrødにバターを塗って。これがまた旨い!
なんと、誰よりも
「美味しい、美味しい」と食べているのが、
相方さん。
は・・・・???
わけわからん・・・
また私の語力、理解不足…???
まあ、ええわ。
これで、毎年我が家でMøljeが食べれる~~~‼
1月2月に来た方には、お勧めします!
皆さん、旬のものを食べて、元気でいましょうね。