
今夏は、このタペストリーに、
ずっと心和ませてもらってきました。
お客様にも好評でした。
実はこれ、
ずっと心和ませてもらってきました。
お客様にも好評でした。
実はこれ、
単衣着物の紗の帯だったんです。
この春、故母の着物の整理を娘とし、
「私たちにはきついな、このピンク。
これはインテリアに使おう」
となったものです。
「いつでもいいからね」と
リメイクの得意な友人に預けたら、
なんと日本を発つ前に仕上げてくれたのです。
可愛いい!
想像以上で、軽くてコンパクト。
荷物が増えていくスーツケースに
ちゃっかり入れました。
「これ、ノルウェーの夏やん!」。
そう気づいたのは、トロムソに帰ってから。
ノルウェーの夏には、
gjeitrams(イェイトラムス)という
gjeitrams(イェイトラムス)という
ピンクの花が群生します。
深く青い海岸沿いだと、より鮮やかで、
ドライブを楽しませてくれます。

ロフォテンの海沿いに咲くイェイトラムス
帯の青色は、
義父の故郷ロフォテンの翠がかった海を
思い出させてくれます。
帯柄のサクラソウのような花は、
こちらの夏に咲いていそうな花のイメージ。
ロフォテンの祖父母の遺品の
グラスも置いてみると・・・。
あらあ。
私の祖父母、父母、
相方さんの祖父母、義父が
あの世で優しく頷いてくれてる。
あの世で優しく頷いてくれてる。
暖かかった夏に、
ますます温めてくれたタペストリー。
いよいよ今週は、秋ものと交替です。
ここの秋は、魔法でもかけるように
いつの間にか
彩りを変えてしまいます。

2022,9,11.葉が色づいたイェイトラムス