暑い上に、
台風、地震と気がかりが多い時、
来て下さって、
ありがとうございます。
今朝の娘とのメール。
娘:今日は、休日よ。
私:え、何の日?
娘:山の日の振り替え。
山の日? しかも休日?
いつから?
この猛暑季に?
ともあれ、海の話か、山の話かと、
ちょうど迷っていたので、
山に行ったお話をいたします。
ただ今、トロムソは、
気温20度以上の夏日が、
30日続いています。
50年ぶり、記録更新中なんです。
50年ぶり、記録更新中なんです。
(ここは北極圏です、あしからず。)
こんな年の山は、どんなでしょう?
●行き慣れた山があるって
いいものだ.
山までトロムソから
車で50分ほど。
フィヨルド沿いを走るのは、
何回走っても気持ちがいい。
この日歩く山は、
下る時、膝が気になる私には、
もってこいの低い山。
もってこいの低い山。
何度も来ているので、
安心感もある。
こういう山があるって、
いいものです。
山を下りてくる家族。
「楽しかった~!」と子どもたち。
「楽しかった~!」と子どもたち。
「山で寝る」。
キャンプ場でなく、
気軽にできるのが、
本当に羨ましい。
一方、
おばちゃん、おじちゃんは、
身軽な上に、
すぐ休憩するのです。
●湿原、ベックが枯れている。
あ、Molte(モルテ)だ!
モルテはもう終わった
と聞いていたので、
チョッピリでも、嬉しい!
チョッピリでも、嬉しい!
しかし、湿原のはずなのに
水が干しているではないですか。
モルテは湿地に生える。
ブルーベリーもその周辺を好む。
ブルーベリーも少ないようだ。
来た来た、
この湖が小さいけど、美しい。
この湖が小さいけど、美しい。
しかし、ここの水も少ない。
いつもなら山から流れている
ベックがない。
枯れているんだ。
枯れているんだ。
普段なら水面下の石が
姿を現しているので、
降りてみました。
降りてみました。
水は、
生ぬるくもなく、冷たすぎず。
(水着持ってきたらよかった!)
(水着持ってきたらよかった!)
●ひんやりhyttaに 癒される
モルテ、ブルーベリー ちゃんと摘んでます!
無事、斜面を降りてくると、
hytta(ヒュッタ・山小屋)がある。
hytta(ヒュッタ・山小屋)がある。
ここは入ったことがなかったけど、
入ってみると、ひんやり。
思いがけず、ほっとしました。
入ってみると、ひんやり。
思いがけず、ほっとしました。
そこに友人が言いました。
「想像してみて。
雪の中、山を越えてきて、
このhyttaを見つけたら、
雪の中、山を越えてきて、
このhyttaを見つけたら、
どう?」
氷の下には水があり、
小屋には薪もストーブもある。
生き返るよなあ。
安心して眠っちゃうよなあ。
この小屋は、
有志で作られたものだそうです。
山小屋は愛だわ。
● 日常的に来て、日常を忘れる
もう少し歩くと、
こんな大きなテーブルとベンチ。
「12月にここにスキーで来て、
火を灯して
火を灯して
ココアとか飲んだら、どう?」
なんて、私が言うと、
「いいねえ、やろう!」
なんて、私が言うと、
「いいねえ、やろう!」
私は思いつきで言ったんけどな。
彼女は本気?
だと思います。(えーっ?)
日常的に来て、
日常を忘れるところ。
それが、ノルウエー人にとっての
「山」なんじゃないかなあ。
最近、私はそう思います。
「山の日」、
皆さん、
いかがお過ごしでしたか?