普天間基地に隣接する小学校の校庭に米軍ヘリの窓枠が落下した問題で、不可解なことがある。
ヘリコプターの部品が落下した場所が小学校の校庭だったことに報道の焦点が当てられているがが、危険は基地周辺の住宅地全体の問題であるはず。したがって、この問題は普天間基地を移転させれば解決することだから、辺野古への移転を急ぐべきである。
翁長知事は、「辺野古に移転しても危険が辺野古に移るだけで、問題の解決にならない」と主張しているようだが、辺野古は住宅密集地ではないのだから、危険は大幅に軽減されるはず。翁長知事の主張は筋が通らない。
要するに、翁長知事は沖縄に基地があることに反対しているわけだが、それなら沖縄の安全保障はどうするのか。中国が沖縄を狙っていることが明白であるにもかかわらず、沖縄の防衛問題は放置するのか。
そして、なぜメディアはヘリ飛行の危険性を辺野古移転に結び付ける報道をしないのか。筋が通らぬ話である。