当ブログは3月24日と25日の両日、韓国の教科書に誤った写真が使用されていることを論じた。そのミステークを暴いたのは産経新聞だが、4月4日の産経新聞は、さらに別の韓国のミステークを報じている。
そのミステークとは、釜山の歴史博物館や映画「軍艦島」など随所で使用されている写真が真っ赤な嘘だったというもの。すなわち、坑道で横になって作業している炭鉱夫の写真は、唱和36年に(つまり、戦後16年経ってから)福岡県の炭鉱において撮影されたもので、その被写体の人物は日本人であるという。日本写真家協会の名誉会員である斎藤康一氏が、自分が撮影した写真であることを明らかにした。
この大チョンボは、4月4日付の産経新聞の第一面に「徴用工写真は戦後撮影」という見出しで大きく掲載された。続け様の産経の金星である。
https://www.youtube.com/watch?v=tCGdGwoD7-w
このミステークは、前回と同様、いわゆる徴用工の存在を否定するものではない。しかし、韓国が随所で使用している写真が偽物だということが明らかになったことで、ストーリー全体の信ぴょう性を疑わせるに足る材料となる。
しかしながら、他の大手新聞はこのニュースを黙殺している。産経のスクープの後追いなどメンツにかかわる、ということだろう。この件も含めて、韓国絡みの事件に関しては、各メディア(産経を除く)は報道しないか、または報道しても及び腰であることが多いのは残念である。
一方、朝鮮日報、中央日報、ハンギョレ新聞などの日本語版もやはりこのニュースを黙殺している。韓国にとって都合が悪いことは報じない、ということだろう。