4月5日付の読売新聞によれば、コロナウイルスによる中国の感染者は81,638人、死亡者は3,326人となっている。これに対し、イタリアやスペインでは感染者はそれぞれ11万人を超え、死亡者もそれぞれ1万人を超えている。
医療設備がこの両国より整っているとみられるフランスでも、感染者が83,029人、死亡者が6,507人だから、感染者はほぼ中国と同じで、死亡者は約2倍である。
これらの数字はどう考えても不自然である。案の定、米国は「中国の数字は信頼できない」と公式発表した。これに対して、中国は反論していない。
中国の情報歪曲を暴く手段はないのか。「水間条項TV」によれば、2月以降、台湾に中国から納体袋(死体を納棺するときに使うらしい)の注文が10万、20万という大きな単位で殺到しているという。
また、昨年12月以降、中国における携帯電話不使用による解約が2,100万件に達したという。この情報がどのようにして得られたのか疑問だが、携帯電話の解約数がコロナウイルスによる死亡者数と一定の関連がある事は間違いないだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=el2jytQsJqY
そうはいっても、その数が2,100万となると、いくらなんでも数字が大きすぎ、そのままコロナウイルスによる死亡者数と推測するには無理がある。
中国が発表した数字は誰も信用していないが、ほかにデータがないから、日本のマスコミはそのまま報道するしかない。中国で感染者が再拡大しないことを祈るのみである。