頑固爺の言いたい放題

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東京新聞の社説

2020-04-20 13:15:08 | メモ帳

たまたまYouTubeを見ていたら、SEIJI-IROIRO Channelが東京新聞の社説を批判しているのを知った。要するに、その社説は韓国与党の勝利を礼賛しているというのである。全文は下のURLを開けていただきたいが、後半をそのまま引用する(赤字)。

https://www.youtube.com/watch?v=kK3InnUGb6A

今回の結果により、任期が残り2年となった文政権は安定した国会運営が可能となった。対日姿勢もより強硬になるとの見方もある。

国政運営はそう簡単ではない。文大統領自身も本格的経済危機が始まるとの見通しを示した。輸出依存体質な上、自営業者の比率が高い韓国では、今後経営難に直面する企業が増え、雇用問題が深刻化するのは間違いない。

一方、日韓間には徴用工を巡る訴訟がある。原告側が進める被害企業の資産現金化が6月にも行われるとの見方もでている。

歴史も絡み、解決は簡単ではないが、今は理念や原則にとらわれず、協力すべき時期だ。与党の圧勝を好機として、日韓関係の改善を進めてほしい。

確かに、このチャネルのまなぶさんが憤慨している通り、この社説は全体に文政権の御用新聞のような感がある。特に、下線を施した部分は納得しかねる。徴用工問題で日本側が譲歩する余地はないはずだから、「協力すべき」という表現は「日本は譲歩せよ」と言っているのに等しい。この社説の筆者は、曖昧な表現を避けて、「協力」の内容を具体的に書くべきだった。

湯河原では東京新聞が手に入らないので頑固爺は読んだことがない。それでも、東京新聞が反安倍ということぐらいは知っていたが、「反安倍」イコール「韓国寄り」「反日」ということではないだろう。このチャンネルのまなぶさんが憤慨するのはもっともである。

韓国マスコミの日本特派員はこの社説を本社に知らせるだろうから、韓国のマスコミが引用し、韓国の反日団体を勢いづかせるのではないか。「反安倍」は主義主張だから構わないが、韓国の反日団体を勢いづかせるような表現は控えてほしいものだ。