頑固爺の言いたい放題

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米国政府の給付金の小切手を現金化する方法

2021-05-07 15:52:19 | メモ帳
米国財務省(U.S. Treasury)発行の小切手が爺と老妻に郵便で送られてきた。金額はそれぞれ$1,400。私は昨年7月の$1,200、今年1月の$600に続いて3回目だが、老妻はこれが始めて。小切手にはEconomic Impact Paymentと記載されているが、米国での通称はStimulus Checkである(米国在住の友人の話)。

夫妻合計で$4,600(約50万円)になり、日本の一人10万円の2.5倍である。この給付金を我々夫婦が日本で現金化しても米国経済にまったく貢献しないので、後ろめたい気持ちはあるが、有難く受け取ることにする。

さて、問題はこの小切手の現金化である。昨年7月、最初の小切手$1,200を受け取ったとき、銀行に取り立てを依頼すれば、簡単に現金化できると思っていたが、念のため爺の口座がある三菱UFJ銀行某支店の外国為替担当部門に電話したところ、外国小切手の取り立ては扱っていないという。

そんなはずないと思い、同行のコールセンターに電話したが同じ事。他の取引銀行に電話したが、やはりダメ。調べてみると、日本の各銀行は2~3年前から、外国の小切手の取り立て業務を中止したらしい。

ということで、米国の友人に協力を依頼して、いろいろな案を試したがダメ。ふと思いついてネットで探して、三菱UFJ銀行の外国送金照会デスク(Tel: 0120-138-266)がカリフォルニア州のUnion Bank に口座を開く仲介をしていることを知った。

そのルートからUnion Bank に口座を開設し、やっと小切手を口座に入金したのが12月。日本の爺の銀行口座への一部送金もできた。最初の小切手を受け取ってから5カ月経っていた。その時点で、バイデン新政権が近々に次の給付金を支払うらしいという情報を得ていたので、そのまま口座をキープし、今回の第三回目の給付金の受け皿にすることができた。

Union Bank との交渉において懸念したことは、コミュニケーション。爺は米国を離れてもう15年になり、ややこしい会話ができるかどうか自信がなかったが、Union Bankの女性係員は数名いて、私の英語よりも彼女等たちの日本語の方がよほど流暢だった(笑)。

さて、この投稿を書くにあたり、ネットで「米国の小切手を日本で現金化する方法」と検索したら、SMBCプレスティアという三井住友信託銀行の関連会社があることを知った。こちらの方が、手続きが簡単なようである。米国給付金の小切手を受け取った方は、まずこのチャネルを当たってみるようお勧めする。