最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

頭痛とくも膜下出血

2005-10-24 18:11:31 | くも膜下出血
くも膜下出血は、日頃から頭痛をよく起こす、
いわゆる頭痛持ちの人がなると思っている人は多い。
日本人の約3割~4割が慢性頭痛を感じている人だそうだ。
でも、慢性頭痛とくも膜下出血は関係がないのだ。

私も若い頃は、頭痛持ちだった。
この頃、頭痛に関するいろいろな知識が増え、
あれは、片頭痛と緊張型頭痛が混ざっていたのだと思う。
特に、一人目の子を産んで以降ひどかった。
こんなに続けて大丈夫かと思うほどバファリンを飲んでいた。
あまり続けて飲むといけないかと心配になって
飲まないでいると、痛くてズキンズキンと脈打つほどになって
眠れないほどになってしまった。
そうすると、かえっって長引かせることになることがわかり、
なりそうな時には、早めに飲めば治まった。
かなりしょっちゅう飲んでいたが、薬が効かなくなることはなかった。
二人目不妊症でホルモンの乱れがあるといわれていたが、
生理不順で、子宮内膜症もあり、それが強く関係していた気がする。

子宮内膜症がひどくなり、チョコレート膿腫の手術をしたが、
その手術をしてから、頭痛が本当になくなった。
その後、子宮内膜症が再発し、腹痛止めにバファリンをまたしょっちゅう飲んでいたが、
頭痛のために飲むことはほとんどなくなっていた。

私がくも膜下出血になったのは、
頭痛がほとんどなくなって12年くらいたってからだった。

くも膜下出血の頭痛についてはMyサイト「しぶとく生き残るためのヒント」の中の
「発症時の頭痛」に詳しく書いたが、
ふだん頭痛持ちの人なら、普通の頭痛とはまったく違う
突然くる衝撃であるから、きっとわかると思う。

普通の頭痛は、慣れると何となく今日は頭痛がしそうだとわかるし、
痛くなってきたら、放っておくとだんだんひどくなる。
こういった頭痛はまず、心配のない頭痛だ。

頭痛はほんとうに苦しい病気だ。
命に別状ない痛みには、案外、医学も熱心でない。
最近は、だいぶ頭痛に関しても研究が進んで
トリプタンという頭痛の特効薬もできたそうだ。
安心して使えるくすりができて、完治できるようになればよいのだが…

くも膜下出血の手術後、入院中はものすごい頭痛がして大変だったが、
退院後、現在まで頭に緊張感というか、
しびれのようなものをよく(いつも)感じることはあるが、
痛みを感じることはない。

いけないっ!
今気づいたけど、危険な頭痛はくも膜下出血だけじゃなかった。
脳腫瘍については、My net friend むーむーさんのブログ
「たかが頭痛が脳腫瘍!」を読んで下さい。
コメント (4)
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