最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

子どもに何を期待するか?

2006-06-04 18:30:11 | 教育
先日、子どもが両親を殺して自分は自殺する事件が2件続いた。
1件は東京、杉並で、1件は千葉、習志野だったと思う。

ともに親はきちんとした家庭に起こった事件だった。
(きちんとしたという表現が適切かは分からないが、
マア、一般的に言ってごく普通の家庭と思えるので…)
テレビのモーニングショーのコメンテーターが
「親は子どもに期待するけど、 子どもはそれに答えられずに気持ちのズレがこの事件を生んだのでは?」
と言っていた。

子どもが生まれて、育てていく時、子どもに何も期待しない親はいないだろう。
何も期待されず、何をやっても認めてもらえないでは子どもがかわいそうだ。
子どもに期待するということは、その子を大事に思うからこそとも言える。

しかし、一見その子を大事に思っているようで、
実は親自身が自分の気持ちの方を子どもの気持ちより
大事にしてしまっていることもあるかもしれない。

親が期待していることは口では言わなくても子どもは感じているにちがいない。
自分は親の期待に添えない、自分は自分だと思っても、
何故か無視できないものがあるだろう。

親はいったいどうすればいいのだろう?
やはり、子どもとよく話してお互いの気持ちを尊重しながら、
語り合うことが一番大事だろう。
子どもがだんだん大きくなってくると、
親子だからこそ、かえって話しにくいこともある。

でも親はいつでもこちらから語りかけること、
そして、自分の思いを伝えるのではなく、
子どもの話を聴く態度が必要なのでは…???

自分に関しても、まだまだだなぁ!と思う。
コメント
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