脳出血妊婦を6病院が受け入れ拒否 意識不明の重体
今年9月、妊産婦が脳卒中を起こし、
かかりつけの病院から救急搬送要請があったものの
杏林大学病院はじめ、6病院が受け入れを断って、
数時間後に都立墨東病院で手術を行って無事出産したものの、
妊婦は現在も意識不明の重体だということだ。
最近話題になっている、救急搬送要請を断られた妊婦はみな脳出血だ。
妊産婦の脳卒中ってどれくらいあるのだろう?
ネットで調べるといまいちわからない。
昔から妊婦の死因で怖いといわれるものに、子癇がある。
子癇とは
子癇前症における高血圧と腎機能障害が重症化した結果として、
脳の血管が攣縮し、てんかんが起こると考えられている。
症状だけからは、妊娠中に発生した脳卒中との区別は非常に難しい。
と書いてある。
つまり、妊婦が、脳卒中になる率は低いといわれているが、
子癇で亡くなったとされる妊婦が脳卒中であった可能性は十分あると言うことだ。
子癇の治療は産科の分野かもしれないが、
脳の血管攣縮、てんかん、脳卒中は脳外科の分野。
総合周産期母子医療センターに産科医を2人以上配置しても、
脳外科との連携がなければ、脳卒中の妊婦は救えないと思う。
妊婦は若いので自分が脳卒中になる心配があるとは考えないと思う。
私も上の子を妊娠して、臨月近くになった時、妊娠中毒症になって、
血圧が上がり、浮腫が出て、塩分制限と言われた。
でも、自分が脳卒中になるとはあまり心配しなかった。
妊産婦の脳卒中についてもっと詳しく調査して、
体制を作って広くしらせるべきだと思う。