ガーデニングの好きだった母は、 たくさんの花と母を大事に思ってくれていた方々に見送られ、 しずかに旅立っていきました。 祭壇前の台に乗せられている、左右一対のピンクの花は、 母が私にと育てていたカランコエが、入院時はまだ蕾でしたが、 1ヶ月で満開になったので、母に見てもらいたくて飾りました。 | |
器用だった母の作った人形や刺繍のバッグ、母が祖父のことを書いたエッセイの載った本、句集など(もっともっといろいろあるのですが…)、 ほんの一部を会葬の方々に観ていただきました。 人間って、亡くなったら、あっという間にお骨になってはかないものですね! 下は母の亡くなる4日前の血液検査の結果です。 白血球は21620/MCL、ALPが1461U/Lというのは肝機能が完全に不能になっているということだそうです。 黄疸でまっ黄色になっていました。 でもまだこの時は、医師との応答もしっかり出来ていました。 1月13日の入院まで、全く人手を借りずに完全な一人暮らし、 2月3日に自宅に帰ってからも、トイレや食事は立ち上がってそこに歩いていって、用を足し、 たった5日間だけ、お襁褓の世話になり、 少しだけ娘達に介護の気分をさせてくれ、2月の通夜葬式なのに土日の暖かい日に行えるように すべてに気遣いしてくれて83才11ヶ月で旅立った本当に『満点ママ』でした。 | |