最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

自分の力で生きること

2010-11-18 14:20:32 | 医療と健康
病院の東側は昔、船舶技術研究所というところで、
今は海上技術研究所という独立行政法人です。
広い敷地が森のようで美しく紅葉しているのが、
病室から見えます
今年の紅葉は一気に進み、
東京でも平地で今が一番美しいですね。


今回入院して、
私自身、かなり病気に対しては前向きで、
いろいろな病気を振り払い、振り払い、
もとはあまりいい体質ではないものを、
かなりうまくメンテナンスして
生きてきた気がしていましたが、
世の中、上がいるものだと感心しました。
← 病室の洗面所
お隣のベッドの方は70代の方。
リュウマチを患っている上に、股関節形成不全で
歩くのが不自由になったとか。手術をなさって、
もうだいぶ長い間、歩行練習のリハビリをしています。

車椅子から、歩行器と杖までと、何とか進んでいます。
息子さんと娘さんがいらっしゃいますが、
介護保険を受けながら、何とか一人暮らしを続けたい
と言ってらして、ものすごく頑張ってリハビリしてます。

また向かい側のベッドの80代の方は、
介護を必要とするご主人と二人暮らし。
10年前に膝に人工関節を埋めたけど、
調子が悪くなって、一部を取り替えたら、
細菌感染を起こしてしまい、
一度はずして様子を見ていたけど、
再度手術をなさるそうです。
今は車椅子です。
ご主人は今施設に入っていらっしゃるので、
早く手術してリハビリして歩けるようになって、
何とか、お正月には自宅にご主人を
連れて帰ってあげたいと
いってらっしゃいます。
こちらの方も素敵なお嬢さん(別居なさっている)
がよくお見舞いにいらっしゃいます。

お二人ともすごく理性的で前向きです。
何があろうと、手は借りるけど、
子どもに頼らず、生きていこうとする姿勢、
感心してます。

↑ 病室のトイレ

コメント (8)
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