最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

くも膜下出血の症状 

2010-11-26 23:41:52 | くも膜下出血
今日はくも膜下出血を過呼吸と誤診したという
記事があったので、今まで何度も書きましたが、
またここで強調したいと思います。

「千葉市立海浜病院の誤診で女性寝たきり 市が6630万円賠償」


くも膜下出血の発症時の症状は「バットで殴られたような激頭痛」とは限らないということです。


先日のMyブログの「退院しました!」の記事にコメントをつけてくれた
nanaさんのブログ「脳・健康・癒し」の『コイル塞栓術施行』を読ませて頂いたら、
nanaさんのくも膜下出血発症の症状がこう書いてありました。

「耳が詰まったような感覚で少し頭痛」

これは、私の症状と全く同じ。そして、私のテニスコーチの亡くなったお父さんとも同じ。
私のブログやHPの掲示板に書き込んで下さった人にもかなりの数ありました。

くも膜下出血は、よく言う「バットで殴られたような激頭痛」で始まるとは限らないのです。

下記のような症状があったら、くも膜下出血を疑って脳外科を受診しましょう!
本人が「くも膜下出血では?」と疑うことが何より大切。

そして、医師の方々も問診で下記のような訴えがあったら、
くも膜下出血を疑ってみて下さい。

★ 発症時刻が明確な頭の中の衝撃                     
★ 激しい頭痛を伴うことが多いが頭痛をあまり感じないこともある
★ 痛みを伴わない場合も、ガーンとする衝撃感、気が遠くなる感じやめまい感
  耳が遠くなるなどの異変が突発し、持続する

また、過呼吸は私も2回なったことがありますが、
私の場合、ひどい腹痛だったり、脳貧血だったりして
「このままどうかなってしまうのでは?」という恐怖感がきっかけでした。
くも膜下出血の発症時はそんな恐怖を感じるので、過呼吸になることもあると思います。

コメント (27)
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