病気になって入院するとき、どれくらいの長さになるかは大問題。
患者にとっても勿論だが、病院にとっても大問題。
今の時代、医療も市場経済の法則で、儲からないことはやらない。
儲からない患者を長期に入院させておいては、病院は成り立たない。
だから、手術なども傷が治れば、心理的ケアのためにゆっくりと時間をかけることなど出来るはずがない。
脳動脈瘤のカテーテル手術が4泊5日で終わった話を聞いたときも驚いたが、
心臓バイパス手術も、入院期間は約2週間だそうだ。
日帰り手術なんてことも、色々な手術で行われているが、
ちょっと無理な面も多くあるのではないかと思う。
病気はというものは、身体全体に与える影響も大きい。
「自分はもう大丈夫」と思えないうちに、後は「ご自分の責任で」といって帰されたら、
退院して、よくなるはずが、いつまでたっても調子が悪く、前の生活に戻れないなんてことも多くあるとおもう。
確かに、身体が弱ると、心も弱って甘えが出ることも多い。
自分のことを考えてもそうだった。
人によって、精神面はものすごくちがうので、一概にどうすべきだとは言えないと思うが、
強い人を基準にすべてを決めるのは考え物だと思う。
周りの人は、気遣ってあげることは大切。
私も、家族をはじめ、いろいろな人に優しくしてもらってほんとうに有り難かった。
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でも、術後の腰痛、発熱、頭痛がつらく帰宅しても
家族に迷惑かけるのでは、と一日延ばしました。
退院後、カテーテルの穴の周辺にアザが広がったり
血栓予防の薬が効きすぎたらしく体に数箇所アザが
できたり、少し不安でした。
「もう少し退院を延ばせば良かったかな」とも思いました。
でも、主治医の先生からお電話をいただいたり、
外来で(薬の量を減らしていただきました)対応して
いただいたので不安はなくなりました。
患者としても大事なことをしているからこそ、
医師もお電話くださったりするのよね!
医師と患者の関係を上手く作るためには、
やはり、「~してくれない!」ばかりではダメね!