2010年10月23日(土)
5日ぶりに晴れた今日は、地図を愛好するグループの第19回例会で、東京・瑞穂
町にある六道山からの展望を楽しみに出かけました。
集合地のJR八高線箱根ヶ崎駅は、新装なって橋上駅に変わっていました。
自動車で来たSameさんの車に乗せてもらい、駅から2㎞ほど、狭山丘陵の西端に位
置する六道山公園の駐車場まで、一気に上がることが出来ました。
公園の中心部は桜が多く、紅葉が始まっています。
大きなカクレミノに実がついていました。わが家の玄関先にもあるのですが、実が
つくとは知りませんでした。
今日1番の目的地は、このレンガ造りの展望塔です。階段を屋上まで上がります。
富士山の好展望台なので、国土交通省関東地方整備局選定の「関東の富士見
100景」「瑞穂町からの富士」に選定された場所です。
展望台のそばには、「風景の指標」と題した彫刻がありました。作者は、関根伸夫
と記されています。
展望台の上の標高は205mになるようですが、周辺の広葉樹がかなり伸びてい
ます。15年前に来た人が当時の写真を見せてくれましたが、それと比べると視界
がかなり、さえぎられてしまっていました。
北側の上越方面の展望は全く得られません。西方は、奥多摩の御前山から富士
山をはじめ相模の大山あたりまでの展望が広がるはずですが、雲が多くて富士山
は望めず、大山も霞んでいました。
私はあまり分かりませんが、メンバーの皆さんの見立てでは、2つのピークの左
は奥多摩の馬頭刈山、右は鶴脚山とのことです。
これはその南側の山並み。何という山かおわかりですか?
ちょっと霞んだ展望ながら、ゆっくりとあちこちを眺めました。都心の方向には、西武
ドームの上に、建設中の新しいテレビ塔・スカイツリーも確認できました。
展望塔下の芝生広場で昼食をして、次の目的地に向かう前にメンバーの記念撮影。
今日2つめのポイント、北西1㎞足らずにある1等三角点に向かいました。駅の方から
上がってきた車道の峠付近。向こうに下りかけたあたりから左に入ります。
車道から、三角点に向かうお伊勢山遊歩道の道標。三角点はすぐ先に少し上がった
ところです。
標高194.01mの一等三角点「高根」、明治29年(1896)に立てられました。
当時は、このピークから、測量のための展望が得られたのでしょうが、現在は広葉樹
林に覆われてしまい、全く視界は利きません。
地形図に示された林間の道を、山ろくにある神社に向かって下ることにしました。左下
の木の間越しに、都立瑞穂園芸高校が見え隠れするあたりまで下ったら、「陸軍」の標
石が残っていて、近くにもう1個みつけました。
第2次大戦中は、このあたりに軍事施設があったようです。現在の横田基地と関係が
あるのかもしれません。
その下、競技場が見下ろせる付近からは、奥多摩の大岳山や御岳山奥の院のピーク
などが見え、撮影は出来ませんが、かすかに富士山の上部も望まれました。
下る途中の分岐に気づかず、神社のある稜線より南の稜線に下り、下の住宅地の近
くから少し戻って、八雲神社と浅間神社に回りました。こちらは、下にある八雲神社。
石段右側の、何本かのビワの木に花が咲いていました。社殿の右手から、石段を100
mほど上がると、上にある浅間神社↓です。
ここも広葉樹林に囲まれていて、視界は得られません。
今日の予定はこれで終わり、皆さんは箱根ヶ崎駅に向かいます。
私は、八雲神社から200mほど下った車道で皆さんと別れ、反対の北西方向に向かい、
狭山丘陵の北麓の集落を結ぶ旧道を東へ、約11㎞を自宅まで歩いて帰りました。
(天気 晴、参加 7人、距離 3.5㎞、地図(1/2.5万) 青梅、累積標高差 約180m、
歩行地 瑞穂町)
5日ぶりに晴れた今日は、地図を愛好するグループの第19回例会で、東京・瑞穂
町にある六道山からの展望を楽しみに出かけました。
集合地のJR八高線箱根ヶ崎駅は、新装なって橋上駅に変わっていました。
自動車で来たSameさんの車に乗せてもらい、駅から2㎞ほど、狭山丘陵の西端に位
置する六道山公園の駐車場まで、一気に上がることが出来ました。
公園の中心部は桜が多く、紅葉が始まっています。
大きなカクレミノに実がついていました。わが家の玄関先にもあるのですが、実が
つくとは知りませんでした。
今日1番の目的地は、このレンガ造りの展望塔です。階段を屋上まで上がります。
富士山の好展望台なので、国土交通省関東地方整備局選定の「関東の富士見
100景」「瑞穂町からの富士」に選定された場所です。
展望台のそばには、「風景の指標」と題した彫刻がありました。作者は、関根伸夫
と記されています。
展望台の上の標高は205mになるようですが、周辺の広葉樹がかなり伸びてい
ます。15年前に来た人が当時の写真を見せてくれましたが、それと比べると視界
がかなり、さえぎられてしまっていました。
北側の上越方面の展望は全く得られません。西方は、奥多摩の御前山から富士
山をはじめ相模の大山あたりまでの展望が広がるはずですが、雲が多くて富士山
は望めず、大山も霞んでいました。
私はあまり分かりませんが、メンバーの皆さんの見立てでは、2つのピークの左
は奥多摩の馬頭刈山、右は鶴脚山とのことです。
これはその南側の山並み。何という山かおわかりですか?
ちょっと霞んだ展望ながら、ゆっくりとあちこちを眺めました。都心の方向には、西武
ドームの上に、建設中の新しいテレビ塔・スカイツリーも確認できました。
展望塔下の芝生広場で昼食をして、次の目的地に向かう前にメンバーの記念撮影。
今日2つめのポイント、北西1㎞足らずにある1等三角点に向かいました。駅の方から
上がってきた車道の峠付近。向こうに下りかけたあたりから左に入ります。
車道から、三角点に向かうお伊勢山遊歩道の道標。三角点はすぐ先に少し上がった
ところです。
標高194.01mの一等三角点「高根」、明治29年(1896)に立てられました。
当時は、このピークから、測量のための展望が得られたのでしょうが、現在は広葉樹
林に覆われてしまい、全く視界は利きません。
地形図に示された林間の道を、山ろくにある神社に向かって下ることにしました。左下
の木の間越しに、都立瑞穂園芸高校が見え隠れするあたりまで下ったら、「陸軍」の標
石が残っていて、近くにもう1個みつけました。
第2次大戦中は、このあたりに軍事施設があったようです。現在の横田基地と関係が
あるのかもしれません。
その下、競技場が見下ろせる付近からは、奥多摩の大岳山や御岳山奥の院のピーク
などが見え、撮影は出来ませんが、かすかに富士山の上部も望まれました。
下る途中の分岐に気づかず、神社のある稜線より南の稜線に下り、下の住宅地の近
くから少し戻って、八雲神社と浅間神社に回りました。こちらは、下にある八雲神社。
石段右側の、何本かのビワの木に花が咲いていました。社殿の右手から、石段を100
mほど上がると、上にある浅間神社↓です。
ここも広葉樹林に囲まれていて、視界は得られません。
今日の予定はこれで終わり、皆さんは箱根ヶ崎駅に向かいます。
私は、八雲神社から200mほど下った車道で皆さんと別れ、反対の北西方向に向かい、
狭山丘陵の北麓の集落を結ぶ旧道を東へ、約11㎞を自宅まで歩いて帰りました。
(天気 晴、参加 7人、距離 3.5㎞、地図(1/2.5万) 青梅、累積標高差 約180m、
歩行地 瑞穂町)