四国遍路の民宿からスダチが届く

Windows 7 対応の新しいパソコンに買い換えて、設定やデータの移動、入っていな
かったソフトのインストールなどで、数日が過ぎてしまいました。

　まだ、Windows Xp 時代のパソコンと同様な操作や対応ができませんが、なんとか
ブログへの投稿ができる体制づくりが出来たので、少しずつアップして参ります。

　従来と同様に、ご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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　９月３０日(木)、ふっくらした袋に入った郵便物が届きました。


　発信人は、春先に出かけた３度目の四国遍路の８日目、２月２６日(金)に宿泊して
お世話になった、徳島県牟岐町（むぎちょう）の民宿・あづまのおかみさん、ＭＳさん
からでした。

　袋を開けてみると、初秋の味覚、スダチが５０個近くも入っていました。


　大きさが分かるものと一緒に撮らなかったので、ミカンのように見えるかもしれませ
んが、直径は５センチ前後の可愛らしい実なのです。


　夕方、電話をして、民宿あづまのおかみさんに、お礼申し上げたところ、前日採った
ものをすぐに送って下さったとのことでした。

　さっそくその日の夕食で、焼き鯖や味噌汁に絞ってかけて、新鮮な香りとすっぱい
秋の味を味わいました。

　民宿あづまには、初めての遍路をした２００４年２月に泊まって、気さくなおかみさん
の対応と、おいしい食事が気に入り、２００７年１１月にもお世話になり、今回が３度
目でした。

　今回は雨の日だったのですが、宿に着いたらおかみさんが、ぬれた靴や雨具など
をすぐに脱ぐように言われ、さっそく乾燥して下さいました。

　この日の宿泊者は私一人だったので、夕食の時にいろいろ話したときに、「秋にな
ったらスダチを送ります」と言われたのを、私はすっかり忘れていたのでした。

　でも、おかみさんは忘れずに送って下さり、７ヶ月もたって私はまた、うれしいお接待
を、あづまさんからいただいたのです。

　ちなみに、スダチは徳島県の特産品で、遍路で歩いた２月には、あづまに宿泊する
５日前の２月２１日(日)に、１２番焼山寺から下った神山町鍋岩には、「すだち館」とい
う地元産品の直売所があったのを思い出しました。


　そして、鍋岩から玉ヶ峠へ向かう途中に通過した、庄部（しょうぶ）集落↓では、小
さいミカンのような実が、たくさん色づいていたのを見ました。


　畑にいた方に聞いたら、スダチだが、もう時期が過ぎたから放ってあるようなこと
を言われたように思います。スダチは、秋の初めの青い実の時期に出荷するのだ
ということを、そのときは知りませんでした。