2020年11月28日(土)
今日は、市内ウオーキングを兼ねて所沢航空記念公園の北側にある2つの会場で開催中
の展覧会の観覧に出かけました。
西武新宿線の航空公園駅東口から東に延びる市道沿いのケヤキ並木は、かなり葉を落と
しています。
次の交差点の南東側が最初の会場の所沢市民文化センター ミューズで、そのメインホ
ールであるアークホールの建物。
会場はその東側、この管理棟5階にある第2展示室でした。
この会場での展示は、『西陣美術織 伊東若冲 動植綵絵』展です(入場無料)。
『動植綵絵』(どうしょく さいえ)は、近世日本の画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
の代表作の一つ。江戸時代中期の宝暦7(1757)年頃~明和3(1766)年頃にかけ
ての時期に制作された30幅からなる日本画で、動植物を描いた彩色画のこととか。
現物は宮内庁の三の丸尚蔵館で所蔵されているようですが、その原画をもとに京都市にあ
る西陣美術工房の職人などが手がけた作品が会場に展示されていました。
会場は撮影禁止だったので、事前に入手してあったリーフレット裏面↑からその作品の幾
つかを切り出してみました。
若冲が描いた動植物画や釈迦三尊像を西陣美術織で再現した作品は、髪の毛の半分ほど
の絹糸を13から15色、縦糸2700本、横糸1万5千本を使って美しい色彩と極めて
細密な描写で作成されていて、織物でこのような作品を再現出来る技術に感嘆させられま
した。
ほかに、僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんが描いた絵画も数点展示されていましたが、いず
れもこれが織物とは感じられない作品ばかりで、西陣美術織の素晴らしい技術が理解でき
た展示でした。
なお、この作品展は2年前の2018年から全国各地で巡回展示されているようです。
展示室の窓からは周辺が眺められたので一巡してみました。北東はるかに筑波山が。
北西に望まれるのは、私が育った小川町からよく眺めた堂平山や笠山ほか外秩父の山並
みなど。
南西方向には、雲がかかっていましたが富士山が。
逆光の南側は、所沢市街地に続々と誕生した高層マンション群が目につきます。
ミューズを出て、さらに東に向かいます。
次の会場の手前に隣接した中央中校庭のイチョウ
南側には、首都圏を飛ぶ航空機の航路をコントロールしている運輸省管轄の東京航空交通
管制部のアンテナ塔が。
2つめの会場は、その航空交通管制部の北側にある所沢市生涯学習推進センーター。
3階の特別展示室で開催中の『市政70年のあゆみ』展です(無料)。
入口で迎えてくれるのは、所沢のイメージマスコット「トコろん」。
今年は所沢市が誕生してから70年になり、11月3日(祝・火)には最初の会場の市
民文化センターミュースのアークホールで記念式典があり、その模様は当日付ブログで紹
介した通りです。
会場では、市制施行された昭和25(1950)年から順次、当時の写真や資料などを
展示していました。
最新のコーナーでは今年のトピックスも。
会場を出た廊下からは、西北西に秩父のシンボル武甲山から小持山、大持山へと延びる
外秩父の山並みが望まれました。
生涯学習推進センーターの門の近くには、いっぱい実をつけたナンテンが。
航空公園駅方向に向かって、ケヤキ並木の街路樹が続く市道を戻ります。
所沢警察署の北側あたり
西武新宿線航空公園駅構内の自由通路を西に抜けて、自宅方向に向かいました。
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今日は、市内ウオーキングを兼ねて所沢航空記念公園の北側にある2つの会場で開催中
の展覧会の観覧に出かけました。
西武新宿線の航空公園駅東口から東に延びる市道沿いのケヤキ並木は、かなり葉を落と
しています。
次の交差点の南東側が最初の会場の所沢市民文化センター ミューズで、そのメインホ
ールであるアークホールの建物。
会場はその東側、この管理棟5階にある第2展示室でした。
この会場での展示は、『西陣美術織 伊東若冲 動植綵絵』展です(入場無料)。
『動植綵絵』(どうしょく さいえ)は、近世日本の画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
の代表作の一つ。江戸時代中期の宝暦7(1757)年頃~明和3(1766)年頃にかけ
ての時期に制作された30幅からなる日本画で、動植物を描いた彩色画のこととか。
現物は宮内庁の三の丸尚蔵館で所蔵されているようですが、その原画をもとに京都市にあ
る西陣美術工房の職人などが手がけた作品が会場に展示されていました。
会場は撮影禁止だったので、事前に入手してあったリーフレット裏面↑からその作品の幾
つかを切り出してみました。
若冲が描いた動植物画や釈迦三尊像を西陣美術織で再現した作品は、髪の毛の半分ほど
の絹糸を13から15色、縦糸2700本、横糸1万5千本を使って美しい色彩と極めて
細密な描写で作成されていて、織物でこのような作品を再現出来る技術に感嘆させられま
した。
ほかに、僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんが描いた絵画も数点展示されていましたが、いず
れもこれが織物とは感じられない作品ばかりで、西陣美術織の素晴らしい技術が理解でき
た展示でした。
なお、この作品展は2年前の2018年から全国各地で巡回展示されているようです。
展示室の窓からは周辺が眺められたので一巡してみました。北東はるかに筑波山が。
北西に望まれるのは、私が育った小川町からよく眺めた堂平山や笠山ほか外秩父の山並
みなど。
南西方向には、雲がかかっていましたが富士山が。
逆光の南側は、所沢市街地に続々と誕生した高層マンション群が目につきます。
ミューズを出て、さらに東に向かいます。
次の会場の手前に隣接した中央中校庭のイチョウ
南側には、首都圏を飛ぶ航空機の航路をコントロールしている運輸省管轄の東京航空交通
管制部のアンテナ塔が。
2つめの会場は、その航空交通管制部の北側にある所沢市生涯学習推進センーター。
3階の特別展示室で開催中の『市政70年のあゆみ』展です(無料)。
入口で迎えてくれるのは、所沢のイメージマスコット「トコろん」。
今年は所沢市が誕生してから70年になり、11月3日(祝・火)には最初の会場の市
民文化センターミュースのアークホールで記念式典があり、その模様は当日付ブログで紹
介した通りです。
会場では、市制施行された昭和25(1950)年から順次、当時の写真や資料などを
展示していました。
最新のコーナーでは今年のトピックスも。
会場を出た廊下からは、西北西に秩父のシンボル武甲山から小持山、大持山へと延びる
外秩父の山並みが望まれました。
生涯学習推進センーターの門の近くには、いっぱい実をつけたナンテンが。
航空公園駅方向に向かって、ケヤキ並木の街路樹が続く市道を戻ります。
所沢警察署の北側あたり
西武新宿線航空公園駅構内の自由通路を西に抜けて、自宅方向に向かいました。
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