あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

丸の内仲通りのストリートギャラリーへ(東京・丸の内)

2022-12-20 22:39:26 | 江戸・東京を歩く
 2022年11月29日(火) 〈その2〉

 午前中、銀座1丁目の銀座ファーストビル4階の富士フォトギャラリーで2つの写真展
を観覧後、JR有楽町駅東口方面に向かう。

 外堀通りの有楽橋交差点付近から、JR有楽町駅東口にある交通会館ビル(手前)とイ
トシア丸井ビル(左手奥の高層ビル)方面。

  

 この交差点付近には高知県のアンテナショップがあり、来年のNHK連続テレビ小説
「らんまん」の主人公、植物学者・牧野富太郎のパネルが。
     

 近くには、沖縄県のアンテナショップも。


     JR有楽町駅北側のガード下を西に回り、ビックカメラ横を過ぎる。
     

 近くには「東京オリンピック2020」のデザインマンホールが。


 周辺のイチョウの街路樹は、色づき始めていた。


 これから進もうとする丸の内仲通りの南端、晴海通りからの眺め。


 この通りについては、10日前の11月19日(土)22時から、テレビ東京の「新美
の巨人たち」で「丸の内ストリートギャラリー」というテーマで紹介されており、それを
確かめようとやってきたもの。

 ここから北に進む通りは、 平日は15時まで歩行者専用になっているので、中央部の車
道も安心して歩ける。
  

 さっそく、ストリートギャラリー最初の作品が。

 「ルネッサンス」という作品で、1985年 キム・ハムスキー(ヴェトナム-フラン
ス)作 

      
           両側の歩道に続くケヤキは、まだ青い葉を残している。
          

  その先、交差点際には「展望台」 1990年 ジム・ダイン(アメリカ)作品
     
 
           交差点の先、右手(東側)のHERMESのショウウィンドウ
          
 
 左手のビル前には鉢植えの植栽などが。


 3つめは、見る角度により形が変わるというユニークな作品。


     

                    
 「小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ぴかの空を飛ぶ青い鳥」という長いタイトル、
  2022年 中谷ミチコ(日本)作品

       
 クリスマスにちなむポスターや、店舗の入り口にあるツリーなども目につく。

 
 4つめの作品は、草間彌生作でおなじみのカボチャが。

 タイトルは「われは南瓜」 2013年制作


 交差する広い道路の北東側、レンガ造りの建物は復元された三菱一号美術館。国登録有
形文化財である。

 三菱一号館」は、1894(明治27)年、英国人建築家ジョサイア・コンドルにより
設計された建物で、三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築。

 この建物は老朽化のため1968(昭和43)年に解体されたが、40年あまりの時を
経て復元され、2010(平成22)年春、三菱一号館美術館として生まれ変わっている。

     
     建物の南西側から中庭に入れるようになっていたので、入ってみた。

 北側の丸の内パークビルとの間に豊富な緑地があり、多くの人が憩いの場所として利用
しており、新婚のカップルが写真撮影をしていた。


     

          
   
 緑地の中央部にも3点の作品がある。

 まずは「恋人たち」 1981年 バーナード・メドウズ(イギリス)作

     
 緑地には、バラやツワブキ、サザンカなどが咲き、センリョウが実をつけている。




 2つめ、「拡散する水」 1977年 アギュスタン・カルデナス(キューバ-フラン
ス)作


 もうひとつは「羊の形(原形)」 ヘンリー・ムーア(イギリス)作

 箱根の彫刻の森美術館でヘンリー・ムーアの彫刻は見ていたので、作者は覚えている。



 さらに仲通りを北へ、この一角ではクリスマスの飾り付けが進められて、それらは緑の
フェンスに囲まれていた。
     



 この付近の江戸時代の絵図があり、それによればこの通りは「大名小路」と呼ばれ、松
平家などの屋敷が並んでいたよう。


      次のストリートギャラリー作品は「白のマスク」
     
             1969年 澄川喜一(日本)作品
 
           先ほどのカップル、今度はこちらで記念撮影中
          

 通りの西側、丸の内マイプラザビルに入ってみたら、1階中央部には大きなクリスマス
ツリーが。
     



      西側に接する明治生命館ビルには、静嘉堂美術館がある。
     


     
  その先も通りには、クリスマスの催しに使われると思われる設備が幾つか準備中。


 ストリートギャラリーの次の作品

 「Matching Thoughts」 2022年 H&P.シャギャーン(日本)作 

 こちらは「ベンチ アート」と呼ばれるもので、日本ラグビー界を代表する闘将リーチマ
イケルの力強さとラグビーのもつ躍動感を表現したという。

 丸の内地区で多くの地権を持つ三菱地所は、ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサ
ーのようで、ラグビーの魅力を発信するプロジェクトの一環として設置したらしい。

      近くに、次のストリートギャラリー作品があった。
     
          「私は街を飛ぶ」 2022年 船越 桂 作



 
 JR東京駅前から皇居方面に延びる行幸通り近くにあったストリートギャラリー作品。
     
    名和 晃平 作品  「Trans-Double Yana(Mirror)」 2012年
 
 周辺には、飲食物などを販売するワゴン車が幾つかある。



 
 クリスマスにちなむ仮設のメリーゴーランドも。


 
 行幸通りりに並ぶイチョウは、もう少しで見ごろになりそう。



 幅広い行幸通りの歩道に、LOUIS VITONのユニークな展示が2か所あった。


      行幸通りを越えてさらに先へ。
     

 こちらのアートは「眠れる頭像」 1983年 イゴール・ミトライ(ポーランド)作


 レンガ色の建物は日本工業倶楽部会館で、三菱UFJ信託銀行本店ビルの一角にある。

 日本工業倶楽部会館は大正9(1920)年竣工で、国登録有形文化財である。

 御幸通りの次の通りの交差点からは、東京駅西口の北端が望まれる。


 次のアートは「日光浴をする女」、1995年 ティモ・ソリン(フィンランド)作 


      反対側歩道には、「無題」

    1995年 ジュゼッペ・スパニューロ(イタリア)作 

 こちらは「凹凸のブロンズ」 1989年 レナーテ・ホフライト(ドイツ)作


      さらに、「巨大な町」
         
         1987年 ルイジ・マイノルフィ(イタリア)作がある。


     丸の内仲通りの北端、永代通りに着いた。ふり返る↓丸の内仲通り
     

 永代通りを離れ、右折して東京駅に向かう。

 大手町駅前交差点の南西側、丸の内永楽ビルの三菱UFJ銀行前に、「さわり大黒」と
呼ぶ彫刻があった。さわるとお金が増えるのだろうか・・・
     
 
 さらに東進してJR東京駅北側の高架橋下を抜けて、日本橋口から東京駅構内に14時
過ぎ入る。


 まだ昼食前だったので八重洲地下街に下りた。

 中央通路を通過して東口寄りにある「おらが蕎麦」に入る。


 今回も、いつも注文している旨辛牛肉そば(790円)にして、遅い昼食を済ます。


 14時45分頃店を出て、東京駅八重洲口から山手線内回り電車で池袋駅に向かう。
 



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