●7日目(2010年2月3日:水曜日) 早くも2月~さて、今夜はいよいよヒルトと刃を取り付ける。
これにはボンドのA・Bジェルを使い、混ぜ合わせて、素早くくっ付ける
先ずは、ヒルトと刃をくっつける。微調整にコンコン叩いてヒルトの溝とナイフを密着させた。この作業は、もう一人の先生Tさんが行った。
30分もすると完全に固まり、次はナイフの取っ手と鹿の角の溝、ピン止めする2つの穴にボンドを塗って、素早く合わせピンを差し込み金づちで打ち込んだ。また30分待つと、完全に一体化した
ナイフの取っ手と鹿の角の溝には少しばかりの隙間があったので、パテを塗って埋めた
今度はベルトサンダーで飛び出たピン・ヒルトの角を滑らかにしていった。グリップから飛び出たナイフの金属を削る時には火花が散る
また、鹿の角が削れる時には、タンパク質の焦げる異様な匂いが立ち込めた
最後にヒルトの周りを精密ヤスリで、刃側に向かって薄くなるよう緩やかな傾斜で削る~グリップ側が厚くなるようにするとカーブが綺麗になった。
その後はまたサンドペーパーで仕上げまで磨きこんだ。これで、刃とグリップの固定が完成した
●8日目(2010年2月22日:月曜日)
この日は包丁の会の日ではないが、年度末のいろいろで参加できないと分かっていたので、次のステップの皮サック(鞘)のデザインをしておいた
ついでに、菓子箱を使って実際に鞘を作ってみた。
これらを、担当のT先生に渡してもらうように生徒仲間に託した。
●9日目(2010年3月10日:水曜日)
やっと出席が叶った~いよいよ今夜で完成の予定だ
行けない間は、ひたすらサンドペーパーでの仕上げの研ぎを行っていた
そして頼んでおいた皮サック(鞘)のデザインは、形になっていた。
斜めのベルトでナイフを固定するという部分が、鞘の内側に縫い糸が出てしまい、そのうちに刃先で切ってしまうという事で、少し計画変更がされていた。
でも、満足の出来栄えだった
これで2009年11月4日~2010年3月10日まで5ヶ月もかかってしまった2本目のナイフが、やっと完成した
さ~て、次はどんなのを作ろうかな
ってか、実はもう決めている
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