前篇よりつづく~
●4日目((2010年3月20~22日:土日月)
春分の日の連休~今回くらいは帰省しないと行けないと思い~、イルカの『メロンちゃん』と、タコの『八郎』を連れて帰ったもちろん道具も一緒(笑)
作業は吸盤の続き~
妻は、『珍しく帰って来て、また自分の好きな事ばかりして~』と、タコ見たいに、あきれ顔。
連休最終日を前に赴任先に戻って来て、またまた朝から吸盤の穴開け作業~脚先になるにしたがってドリルでは大きくなり過ぎになり、今度はキリを使っての作業~でも、木がもろいためせっかくの吸盤がいくつかは欠けてしまった
あまりもの大変さに後悔しながらも、全部彫刻等で削り出していたのだが、今回の休日でやっと全部彫り出した 。タコの『八郎』の吸盤は、数えてみると大小合わせて約266個もあった
22日の午後からは、サンドペーパーで仕上げの磨き作業を続けた
夕方、だいたい完成だっと、イルカの『メロンちゃん』をタコの『八郎』に腰かけさせようと探すが、居ない 家に忘れて来たのに、この時気付いた イルカの『メロンちゃん』と、タコの『八郎』のコラボは、またの帰省の時となってしまった
~あっという間に日暮れとなった
(MIXIやっている人用の関連日記)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1443521117&owner_id=14979112
●5日目(2010年3月27~28日:土日)
この日は、磨きに専念~外周はサンドペーパーで出来るが、窪みや穴の空間は、電気ドリルに取り付けて使う回転式コーン型のサンドペーパーで行った。
夜はテレビ(イ・サン)を見ながら飯台の上まで持ち込んでの、仕上げに近い作業
●6日目(2010年4月10日:土)
年度も変わったのに、まだタコに吸いつかれている~早くけじめを付けたい一心で半日だけやった。 気になっていたのが、吸盤の中のささくれ~ドリルの芯が回った跡が、檜の繊維をささくれ立たせている~これを彫刻刀で削るのはボーっとなる。果たしてどうしたものかと思案していたら、『目には目を~木には木を~』で、木の枝を削って、火起こし棒みたいに穴に突っ込みドリルで回した。以外にもこれでささくれが取れたり、元の場所に押し込められた状態となった。写真の上部が処理済み~下部がこれから~。
●7日目完成(2010年4月17~18日:土日)
メロンちゃんとタコの『八郎』を段ボールのベッドに入れ、ドライブがてら帰省の自宅まで連れ帰った。土曜日の夜、夜な夜な倉庫から“との粉”を取り出し、皿に水溶きして、『は~いメロンちゃんの後は、八郎だよ、泥パックしましょうね~ヌルヌルテカテカのタコ肌になりますよ~』って言いながら、との粉を全身に塗った。
翌日の天候は晴天。メロンちゃんと一緒に日向ぼっこさせて十分に乾かしたら、乾いたタオルで拭き取り作業~
『八郎は複雑で困るわ~メロンちゃんはあんなに滑らかお肌なのに、お前は凸凹ばかりじゃないか~』って言いながら、脚の穴にタオルを通しては、ゴシゴシ~舞いあがるとの粉にむせながら拭き取った。
眼球の窪みに詰まったとの粉は、ピンで描きだして、目元くっきりに仕上げた。
その日の午後、いよいよ仕上げの塗装~つやだしニスで念入りに塗った~またまた『ほ~ら、メロンちゃん、キレイキレイにお化粧したぞ~凸凹のお前も、メロンちゃんと釣り合うようにピカピカのお肌にならんと~』って、庭先で独り言、言いながら二度塗りをして完成した。
これで3ヶ月も要した、タコの八郎も完成した
でも、技術的に困難なゆえに八郎には勉強させられた事が多数あった
思えば、山の中に朽ち果て捨てられる切り株の丸太~それからこんな姿に現れい出て、今は、メロンちゃんを後ろから優しく抱っこして、くつろぐ僕を見ている。
魂が籠るとまでは言わないが、作品に多くの時間を費やすと、確かに愛着は出てくる
~お願いイイネなら、『熊本情報』をクリックして、投票して下さい。
ランキングに参加中です。