楽しみにしていたゴールデンウィークを吹っ飛ばした、『口蹄疫』宮崎県から始まり、近くのえび
の市に発生して、わが管内も防除体制になった。
(6時間交代×4回)×3人×5箇所=1日のべ60人の職員が当たった。
当然わが課だけでは職員が足りない~他の課から応援を頼んで消毒は続けられた。
消毒ポイント①は、大畑町(おこば)ループ橋手前の道路わきの空き地。隣のえびの市からのウィルスの浸入をここで阻止しなければならない重要なポイント。
1人が動噴でトラックのタイヤや底面を消毒、一人はホース持ち、一人は運転手から聞き取り。
聞き取りの内容は、会社名・運転手名・車のナンバー・どこからどこまで行くか・積み荷内容等~最初の頃は口蹄疫のニュースが流れておらず『こっちは急いでいるんだ~なんで、そんな事聞くんや!』などと、イライラ暴言を吐かれた職員もいたとか。 5月15日今日から、一般車両
も対象になった。
幹線道路に、8畳絨毯を2枚重ね、ゴムマットでずれないように固定。
も対象になった。
幹線道路に、8畳絨毯を2枚重ね、ゴムマットでずれないように固定。
染み込ませた消毒液が減ってきたら、動噴で補充。 一般車両の直接動噴消毒は稀だが、畜産農家は自主的に入ってきた。それもそうだろう、もしも発生したら、何百頭飼っていようが全頭殺処分~埋設しなければならないから、自分が媒介者にはなりたくない。 午後7時から1時までにかけては、8~10台くらいだった。 道路の一般車両では、減速徐行を指示しているが、スピードを緩めることなく突っ込んでくる者、反対車線に膨らんで薬液マットを踏もうとしない者~さまざまいる。 減速なしで踏まれると、水たまりをはじくように、消毒飛沫が霧状に舞いあがる。11時近くなると、とたん寒くなってきたので、ポカロンを背中に貼った。
真っ暗な道路に、ポイントだけが明るく浮かんでいる。そうそう、今夜は一般車両も始まったことと、長引きそうだ~ということからか、道路に線引きがされた。間近で見るのは初めてだった ので、撮影した。
8人くらいのチームで、実に手際よく路面掃除、線引き、文字下書き、ガムテープでの養生、線引き機械による芸術的な線引きがされた。
さて、 ちなみに筆順はめちゃくちゃ(笑)
横・横、縦・縦という感じで、機械をできるだけ平行に動かして描いていく。 その手際の良さは、チームプレーだ。ものの、1時間くらいで、『消毒レーン』と書かれた。
さて、このレーンの初使用~12時過ぎると、稀にしか入って来ない。それでも、寝る訳にはいかないので、冷たい椅子に座って待つ。発電機の排気ガスの温風が、ありがたく感じる。
それにしても、口蹄疫バスターズは、いつまで続くのか~もうかれこれ1ヶ月近くになる。
GW前の課自前のメンバーでやってた頃が最悪で、今では県下からの応援があっているから、ずいぶんと改善された。
まあ、僕はこの年と本来の専念役割があるので、金土か土日のパターンでいまのところ2回の出動で済んでいる。
午後7時から午前1時までの時間帯を選んでいるが、前後1時間は集合・解散にかかり、寝るのは3時近く。でも、午前1時から7時の担当に比べると、肉体的サイクルの負荷は少ないと思う。 職員の何割かは、既に体調不良を訴えている~生活リズムって大事なのですね。
時間はたっぷりあるので、いろいろと考えてしまう。と殺処分の理由は、トータル的な損害を考えると、経済的理由のよう。広域的に広がって、だらだら蝕み増体や肉質・乳量に日本全体が侵されることを考えると、地域的に閉鎖してウィルスの増殖する個体そのものを全て消してしまう方が損失は少ないという事。
健康的なのに、いままで可愛がっていた家畜が、注射1本で殺される経済動物も可哀想~、畜産経営者の心中を思うと居たたまれなくなる。
発生しているという中国・韓国は、こんな組織的な対応はしないし、埋めるよりも食べるだろうから、ずいぶんと蔓延している模様。 ウィルスのタイプから、そんな国から稲わらや飼料を輸入しているわけで、病気の放牧の牛のよだれが着いたのを収穫して輸入したのではないか?とも考える。
稲わら・飼料もコストからではなく、安全性の面から自給すべきだ!
何はともあれ、早く通常の業務に戻りたいと、みんな願っています。『終息宣言の打ち上げは、夏の暑気払いでできるか、秋の観月会か~』と憂いています。
口蹄疫について詳しい事は~
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf96.html
まあ、僕はこの年と本来の専念役割があるので、金土か土日のパターンでいまのところ2回の出動で済んでいる。
午後7時から午前1時までの時間帯を選んでいるが、前後1時間は集合・解散にかかり、寝るのは3時近く。でも、午前1時から7時の担当に比べると、肉体的サイクルの負荷は少ないと思う。 職員の何割かは、既に体調不良を訴えている~生活リズムって大事なのですね。
時間はたっぷりあるので、いろいろと考えてしまう。と殺処分の理由は、トータル的な損害を考えると、経済的理由のよう。広域的に広がって、だらだら蝕み増体や肉質・乳量に日本全体が侵されることを考えると、地域的に閉鎖してウィルスの増殖する個体そのものを全て消してしまう方が損失は少ないという事。
健康的なのに、いままで可愛がっていた家畜が、注射1本で殺される経済動物も可哀想~、畜産経営者の心中を思うと居たたまれなくなる。
発生しているという中国・韓国は、こんな組織的な対応はしないし、埋めるよりも食べるだろうから、ずいぶんと蔓延している模様。 ウィルスのタイプから、そんな国から稲わらや飼料を輸入しているわけで、病気の放牧の牛のよだれが着いたのを収穫して輸入したのではないか?とも考える。
稲わら・飼料もコストからではなく、安全性の面から自給すべきだ!
何はともあれ、早く通常の業務に戻りたいと、みんな願っています。『終息宣言の打ち上げは、夏の暑気払いでできるか、秋の観月会か~』と憂いています。
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