6月6日・オヤジの85歳の誕生日なので、帰省して酒でも一緒に飲もうかとも思っていたが、口蹄疫対応の為に帰れなかった
さて、4月下旬からだから、もう1ヶ月以上も職員は対応し続けているでも、GW過ぎてから体制が改善してきた
県庁や農業団体から応援が来るし、人吉球磨管内で17ヶ所にも増えた消毒ポイントは、各市町村で独立対応箇所もある
そしてここは、熊本、宮崎の県境の加久藤(かくとう)峠の手前の国道221号線沿いの広い道路わきに設けられたポイント①地点
えびの市に近いために、一番早くに防疫要所として設置された
蒲島知事も何度か視察に来た
動力噴霧機での防除に加えて、国道上に設けた絨毯マット消毒を見て、『もっとタイヤを薬液に浸す、消毒槽を作りなさい~』の一声で、ほとんど一夜のうちに取りかかった『消毒槽』
工事中は、片側交互通行
宮崎県側からループ橋を下ってきた車線の真上に、どかっと、アスファルトが落され、多くの作業員で一気に成形され、だんだんと形になっていった
なだらかな窪みを作らないといけない。しかし、約500リットルの消毒液が溜まらないといけない
そんな作業の傍らでは、車両の消毒は淡々とてきぱきと行われている
夜通し取りかかった作業は、午後5時頃にやっと完成した
竣工検査が急ぎ行われた
、
そして、500リットルのタンクを積んだトラックから、直接「消毒槽」に水を落としこんだ
タンクは空になり、規定量の水は水深3cmに溜まった
ここで、実験を行った~時速10キロ~20キロ~で消毒槽に突っ込み、どれだけの水の跳ね上がりがあるかを調べた。
時速20キロまで跳ね上がりは許せる事が分かり、制限速度を20キロと決められた
タイヤに着いた薬液は、5m位引っ張られるので、向こうの傾斜が長く作られ、薬液の”戻り液”を回収する設計になっている
こうやって、この消毒槽の渡り初めの第一号をさせてもらった
しかし、作りたての消毒槽のアスファルトはまだ70度を蓄熱している~このまますぐに開通させると、車体の重みで変形するということで、実際の使用は、翌日7日の午前7時と決まった
また、いつものように動力噴霧機による消毒は続く
移動解禁後、いきなり家畜積載車が増えた~それを見ると思わずうれしい
最後に、投票ボタン(熊本情報)を、『ポチッ!』とお願いします。
~お願いイイネなら、『熊本情報』をクリックして、投票して下さい。
ランキングに参加中です。