2011年6月26日(日)
さて、帰省しなかったので、自由な時間あり。今の内に、ナタの鞘を作っておこうと、朝も早くから取り組んだ
真っすぐなナイフだったら鞘も直線的になるが、鎌首型だと・・・どうしたものか
そこで、下の様に、鎌首を先ず入れて、グニューっと曲げながら入れる形にした。
べニアを切り抜いて、こちらは蓋として~刃が納まる方は、厚さ約2cmの杉板を利用することにした
さて、どうやって厚さ約2cmの杉板をくり抜くかは、トリマーの出番トリマーのテクニック・注意点は6mmの窪みを彫るなら、半分の3mm位から2回彫りする事。5mm以上の深さを一気に彫るのは失敗が多い~と、先日の失敗の教訓
あと、ドリルの回転方向と、進行方向を間違えない事
蓋を当てて、はみ出した部分をカットあと、カバーをどうしたものかと考えた。ちゃんとしたレザーを買って作る方法も有るけど、数千円も掛けるものではないだろうと、自問自答
そこで、何かのバッグの底敷とビジネス手帳のビニルカバーで鞘を覆う事にした。
裁縫テクニックの出番
針は皮用、糸はテグス。寸足ずのバッグの底敷を縫い繋いで~
~ビジネス手帳のビニルカバーをやや余裕持って裁断して~後は縫い合わせて行くだけ。バッグの底敷が堅い
こんな形になりました~鎌首を入れて、グニューっと90度回転させて納めます~
100キンで買ってきたマジックテープ(ピッタチテープ)を縫いつけて鞘は先に完成とした
さて、次はグリップの大きさの修正
前回、先生たちに『こら~デカ過ぎグリップは大き過ぎると疲れるし力が入らず、ナタは振り回すんで、こっじゃ飛んでいくバイ』
言いたい放題に言われたんで、削り細めた何度も握りながら確認して、指の形に合わせて~シックリポイント(ジャストフィット)まで削った~
ざらついたグリップの面を滑らかにするために、ディスクサンダーで磨くことにした。バイスに刃を挟んでナタを固定し磨く~~
こんな感じになりました。サンダーの熱による焦げの着色も、イイ色ではないかなと偶然性を楽しんだ~
2011年6月29日(水)
待ちに待った水曜日~さて、自習製作の鞘やグリップの評価は『こんなん出来ましたけど~』
先生たちの評価結果(要点のみ)
・鞘=鎌首を90度曲げながら入れるなんて、危ない~前後ろに刃があっとばい縦のラインが全部空いた隙間に刃をスライドさせて納め、マジックテープで止める方法にすべきだったまた、相談も無く勝手にするから、こんなことになるんだな~困ったもんだ
がーん聞いたとて、今さら作り変える気はしない
・グリップ=オオッ握りやすくなった~やっぱりこれくらい(~の大きさ)だろばってん、この焦げはイカン、SPで全部綺麗にコゲを落トさんとニスは塗られんバイ
がーん中一応の意見を告げてみた『焦げの色も、良い色と思ったんですが~』『あ~んダメダメ、焦げなんてダメ』ガーンガ~ンしている訳にもいかず、SP500番くらいで磨き始めた指の窪んだ所は、細い棒にSPを巻いてゴシゴシう~ん磨けば綺麗になった。
作業を見に先生が、来たーまた、何か嫌みを言うのか
『良し、良か、塗るバイ』
ニスは、シンナーで割った4段階位の濃度のビンがあり、薄い濃度から4回に塗り重ねた~新聞紙で刃を巻いて安全確保
乾く間はバイスに挟んで放置~これを4回繰り返した。一番最後は原液に近い濃さ最初から濃ゆいので塗ればとも思うが、綺麗なムラの無い仕上がりの為には、薄いモノから多数回塗り重ねる事が基本との事漆塗りと同じとのこと『へーっ、勉強になりました』
塗りの仕上がりを見て思った『やっぱりコゲを削り取って良かった~木目が綺麗』しっくり馴染むグリップの形~これ、最高に握りやすい
たぶんこれで最後にまとまると思います、腰ナタの完成5へ続く
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