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定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

越冬対策~火鉢復活~温故致死一歩手前

2012年02月01日 23時39分35秒 | Weblog

2012年冬

今年の冬は全国的に雪が多く寒い

今年も冬の単身赴任先の住宅の暖房機と言えば、オコタ(コタツ)がひとつ
室温が2桁になることはあまりない
しかし今年は特に寒いので、ストーブを持って来るかとマジに思ったが~3年我慢したし~世の中は省エネムード真っ盛りだし~

そこで、思いついたのが『火鉢
帰省のついでに、さっそく実家から火鉢を持ってきた

これは、子供の頃は冬の来客の『手温め』として活躍していた懐かしい火鉢
白い陶磁器は黄ばんでいたので、軽石で磨いた
底には『義』の文字~祖父の義人氏の義のサインだ
墨字なので、ソコはソコソコに洗った

 

さて、火鉢の灰をどうしようかなと迷った。
せっかくなら綺麗な灰でリ・スタートしようと、篩にかけた
風の強い日で灰は舞いマイッタ

考古学の発掘調査ではないが、思わず分析を始めた
篩に残ったのは、炭、猫の糞

そういえば、よく猫が火鉢に入ってウンコしてたっけ~
タバコのフィルターがけっこう埋もれれているなあ~
これにも親戚の人物が出が蘇る~チェリーはHさん、ミニスターはSさん、echoはオヤジ、ショートホープはTさんだな
長いままもみ消したのは、『宴の準備が出来たから、どうぞ席について下さい~』などとオヤジが声を発したから、吸いかけのままねじ込んだに違いない
子供の頃のそんな正月年始の賑わいを思い出しながら、異物を選別した。


 

果たして、灰は綺麗になった

 

灯油は使わずとも、炭もタダではないんじゃ
の疑問が出ると思うが、実は、昨年の『炭焼き体験』のお土産に貰ったものが倉庫にあったのだ
夏のバーベキューまでは手付かずと思っていたものだ
炭入手の記録
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/735b7a2720a425ebcdc3c44b168f8ba5


 

炭をおこすには、ガスバーナーを使った
火鉢を使った初夜は楽しくてガンガン焚いた
締め切った一桁温度の4畳半の部屋は、ジワジワと上昇
ついに2桁の10℃になった
しかし、まもなく何となく動悸がしてきた
血圧でも高くなったのかなと、デジタル血圧計で測ってみると、上160、下99という経験の無い値にびっくり
いつもの冷静な僕だったら、この証拠をデジカメに収めたハズなのに~
なんだかボーッとしてきて、クラッと意識も遠のきそうになった
『これって、もしかして、一酸化炭素中毒の症状』って思いながら、フスマを開けた
なんとまあ~そのまま寝込みでもしたら、致死となった危ない話で終わる
ってか、ブログなんて書けなくなっていた

それから、必ずフスマを10cmは開けて焚くようにしている


 

それから、毎晩のように火鉢は大活躍
帰宅すると先ず、ゴム手袋をして、ふたつかみ位の炭を火鉢に入れ、着火
後は、鍋で煮込みうどんヤカンで湯沸し、圧力鍋で煮物も作って、一挙に食卓も楽しくなった
オコタのそばで火鉢の火があり、何かの湯気が立ち上っている
って、いい雰囲気
なんでもっと早く思いつかなかったのかって悔やまれるが~
まあ、残りの寒い冬を楽しむアイテムが出来たので良かった良かった


 

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