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定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

JAかみましき、トマト選果場の従業員求める!

2018年05月22日 21時41分14秒 | Weblog

2018年5月22日

昨年の11月下旬から取り掛かり、構想をしていたことが、半年かかっていよいよ表に出ました。

山都町は、7月から11月まで生産する、夏秋(カシュウ)トマトの産地ですが、一方で山都町の高齢化率は、45.93%(H30.3末)で県内2位と深刻です。



まさに人口統計学者が言うところの”棺桶型構造”の典型的問題が表面化しています~労働者不足は田舎ほど加速化していると感じます。
トマト選果場で働く人たちも、辞める人が多く、不足する事態なのです。



この影響は、トマト選果場の従業員減少に現れており、町内向け求人募集は続けられているのですが、集まりません。
ならば、町外・県内・県外までも呼びかけようと、広報活動に取り組みました。

JA・山都町・上益城農業普及振興課・民間会社等のメンバーで検討を重ねた『パンフレット(表)』が今日届きました。
冬は、沖縄・西表島で働く・・・・・・って何?
と思われるでしょうが、この事は後で述べます。



『パンフレット(裏)』を申し込み用紙(fax送信表)にしました。
1,000部を分担配布し、求人に力を入れます。




さらに今日から、求人誌:タウンワーク掲載4週間+タウンネット同時掲載も始まりました。





あつまるくんの求人案内にも4週間の掲載+Webあつナビイン同時掲載


 
初めて取り組んだ、求人誌への掲載募集ですが、必死です!
これで従業員が山都町に来てもらえば、と成果を期待します。

さて、”沖縄・西表島で働く・・・” って何?

昨年11月21日に、沖縄県西表島のさとうきび生産組合と製糖工場から来客がありました。
『夏忙しい山都町の時、西表島は暑くて働けない。冬、サトウキビ収穫や製糖で忙しい時、山都町は農閑期。労働力をお互い補完しあいましょう!』の趣旨の話し合いでした。



これを機に作ったのが、以下の企画書『日本列島縦断農業労働力移動事業』です。
高齢化が進み、年齢別人口が”棺桶型構造”になり、『縮小する日本!』に対処するには、労働力の確保を日本中に求めるしかない!
それも、早いうちに関係を深めて、安定的確保を軌道に乗せなければならない。
そこで、農繁期と農閑期が真逆の西表島と、お互いにメリットのある関係をつくりたい~となりました。
急いで作った、企画書の一部です。



今年度は無理でも、来年度は県庁に事業化してもらいたい!思いで10日間で作成しました。




労働力の移動とは、こんな感じです。





テーブルでの話は盛り上がったものの、こちらは西表島の現場を知らない者ばかり。
そこで、年が明けた、2018年2月11・12・13日、管内から5人が手弁当で見に行くことにしました。
飛行機で、福岡→沖縄→石垣島 高速船で西表島へ、1日がかりの移動で到着しました。




建国記念日は製糖工場が休みとなり、同時にサトウキビ刈りの従業員も休み~となるタイミングに合わせて、(県外から働きに来ている若者主催の) 『慰労パーティ』 に参加することにしました。
”季節労働的に働いて、休日や農閑期には、そこの地の自然を満喫する” 
そんな考えの若者たちがたくさん居て、サトウキビ産業を支えている事を初めて知りました。
およそ、100数十名の男女が賑やかに演奏や踊りを披露し盛り上がっていました。
若い男女が集まれば、ここで結婚・定住する人も多く、小さな子どもたちもチョロチョロしていました。
就職といえば、定職・安泰・・・・とかイメージするし、厚生労働省>ハローワーク事業もその様な支援策ばかりです。
しかし、それだけで社会が回っている訳ではない現実がここにありました。
彼らの考え方は、『若いうちに全国を旅したい!でも稼がなければ生活できないから、季節的に収穫作業等を追いかけながら、日本列島を縦断する。その間、その地の観光や自然を楽しむ。これは、今しか出来ない!』
彼らの行動は、和歌山県の梅・長野県のキャベツ・東北地方のサクランボやリンゴ・北海道のコンブを追いかけるように移動していました。
一方、彼らの様な収穫時労働者は、雇用者側にも臨時雇用で済まさせるという大きなメリットがあります。
しかし、若い男女なので来年は分からない流動的な労働力でもあることも分かりました。

実際、10年以上の受け入れ経験がある西表島も、毎年の確保に苦労をしており、ついに山都町まで来られた訳です。




製糖工場です。ここにも県外からの多くの若者が働いていました。



江戸時代から続く、サトウキビ栽培!



場所によっては、数ヘクタールに及ぶ、畑が広がっています。
1台3,000万円するハーベスターの導入も、全農場には普及していません。




多くの手刈りのサトウキビ収穫作業は、固く、重たく、長い葉はチガヤの様にザラザラして、重労働です。
それを、彼らが担っているから、黒糖・白砂糖・味の素・虎屋の羊羹・かどの駄菓子屋フジバンビ黒糖ドーナツ棒が、今の単価で食べられると言っても過言ではありません。




これは、2泊3日間の時系列写真復命です。








昨年度の年度末もギリギリ、2018年3月30日に、JAかみましき・山都町・上益城農業普及振興課・株式会社山都でしか・株式会社E を交えた、第1回『山都町&西表島との労働力移動実現会議』を開催しました。
初年目今年の夏は、”西表島からの労働力をただ待つでなく、先ずは自分たちも労働力を確保する努力をする” 方向で行動方針が決まりました。





会議メンバーは、労働力確保を産地維持の喫緊の課題と受け止め、同じ目標をもって盛んに議論しました。
主な検討事項は、
・実現に向けてのタイムスケジュールと役割分担
・広報活動
・宿泊施設
・広報開始後の問い合わせQ&A 等々

そして、第2回4月27日、第3回5月17日 と会議を重ね、広報(パンフレット・求人誌掲載)にこぎつけました。




6月末までに、多くの反応があり、トマト選果場で働く人が来てくれる事を期待します。

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