2021年8月4日
先週の事、妻が『水道料金高い?ぎゃん使うかな?』と言った。
(まさか、また天日の水漏れ?)とよぎった。
今日はある行事のために休みを出してましたが、コロナで中止となってしまいました。
休みはそのままだったこともあり、早朝から修理をする気でいました。
今朝、屋根を見てみると『濡れている!』やっぱり漏れている!
それに梅雨は空けているのに、雨どいの集水器にセイタカアワダチソウが生えていてビックリ!
(いつからだろう?屋根の上なんて日頃見ないし・・・・ひと月くらいか?)
ともかく、屋根に登る事じたい年中危ないのですが、夏と冬は危険が増します。
考えられる修理を想定して、一度登ったら足りない道具を取りに降りる出戻りが無いように、余計な七つ道具をウェストポーチに入れました。
2階ベランダから屋根に垂直に梯子をかけて登りました。
日の出はやや遅くなったものの、既に屋根の上は燦燦と照っていて暑い!
そして触るもの全てが熱い。
供給用(お風呂へ落ちる)パイプの付け根から、ピューピューと噴出していました。
(ねじ込んだ内部のパイプの亀裂か?)
ともかく、ホースを締め付けているキャップを外さなければ!
と右手にウオーターポンププライヤーを持ち、左手で黒いパイプに体重をかけ掴んだとたん、『ジリ・ズリッ』と、引きちぎれバランス崩壊!
前のめりに態勢を崩して、ステンレスのカバーに頭を打ち青ざめました。
パイプの老朽化で、ポロポロと脆く崩れる状態でした。
解放されたパイプからは既に温まったお湯が一気に流れ始めました。
濡れることから避けることも出来ず、あっという間に下半身ずぶ濡れです。
(早くパイプを繋がねば!)
パイプの脆い部分をナイフで切り詰めて、可塑性のあるパイプらしい部分まで切り詰めました。
傾斜の屋根での不安定な態勢は続き、既に足がしびれ始めています。
パイプを突っ込む青銅製ジョイントに、シールテープを巻きました。
ジョイントにパイプを突っ込み、ウオーターポンププライヤーで締め付けます。
しばらく見ていましたが大丈夫、水漏れはありません。
作業は完了しましたが、登山と同じく、屋根から降りる時が危ないのです。
ひと月?あまりの漏水で屋根にはコケが生え薄い緑色を呈しています。
さらにさっきの水噴出で、ヌメリが増しています。
(落ちたら死ぬかも?こんな事でニュースにはなりたくない!)
と、ずっとつかまり立ちして危険地帯を抜けました。
平成5年の設置から、29年あまり経ってます。
これから先、あと何回登ることになるでしょうか?
※人は傾斜地で怖いと這いつくばりの前かがみになりがちですが、これはベクトル的に屋根に沿って斜めに滑り落ちやすい方向に重力が向きます。
体を垂直に立てる方が滑りにくいのです。
これまで修理したブログ記録です。
2011.2の修理
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