2015年12月28日
今の職場は早くも4年目となり、忙しかった年も、今日で御用納めのとなった。
ホントに、忙しかった。
通常の仕事に加えて、台風15号被害~復旧ハウス申請~そして、来年度から取り組もうとしていた『プロ経営者コース』新設のための予算要望~一部可決での準備等、例年にない仕事が重なった。
『プロ経営者コース』は、1年間の研修期間とし、一人1棟のハウスの栽培管理をやってもらい、収支も自分でやって貰い、即経営者として輩出しようとするもの。
エクセルで下図の様な配置図を作った。
限定10名の有志のために、ハウス資材購入と、水道設備を来年3月一杯で完成させねばならない。
12月8日
U先生が中心となり、水道工事も自分たちで進めていた。
ゴボウ掘りのトレンチャーで溝を掘って、配管準備。
トレンチャーは便利だ!機械力にはかなわない。
ハウス10棟、育苗ハウス2棟への水道配管用の溝を掘った。
実はこの時、大変な間違いを犯していた。
一人1棟(1a=100平米)なので、間口6m×17mの設計で、線引きしていたが、どうもおかしい。
4m塩ビ管5本目を切って分岐を作るつもりが、4本目(16m)で余りが出てしまう?
原因が判明した!メジャーを良く見ると、途中で接いである部分があり、
9mの次が、12mの目盛りが来ていた!
つまり2m短く、17mのつもりが15mしかなかったのだ!
『このクソ・メジャーが!いったい誰が接いだりしてるんだ!』と怒っても仕方がない~
パイプを切る前に分かって良かった~と気を取り直して、再び、U先生に新たな溝を掘って貰った。
40mmの塩ビパイプ・バルブ・エルボー・水道配管資材を購入、経費削減のため自前で配管工事をやって来た。
天気が悪い12月だったので、天気予報を見ながらの作業。
朝日が当たり湯気が舞い立つ零下の早朝から、作業開始の日もあった。
ハウス1棟ごとに、取水バルブを取り付ける~コンクリート枠は、木枠ではなく段ボールとガムテープでの枠。
水道工事も一段落して、いよいよ今日、12月28日~ほとんどの職員が、掃除や片付けをやっている~
そしてこの『爺さんは、山へ竹切りに~』
山ではないが、竹が侵入するほ場があり、その竹を切って、ハウスの建ち位置に印を打つ杭の準備を、御用納めにするつもりだった。
必要な本数は、12棟×6本(1m位)=72本
1本の竹で3本取るとして、24本の竹をノコで伐採!
風は冷たい日だったが、もう汗だくに~
竹の枝打ちや、杭先を尖らせるのに役立ったのが、この手作り『腰鉈』
腰鉈 製作過程のブログです!
人吉市の岡秀:オカヒデ 師匠のアイデアで付けた、峰部分の枝打ち刃 は、林業家の刃物を担っていただけに、実用的で有効でした!
約1mの長さに切りそろえました。
一刀両断的に、杭先を尖らせ完成!切れる刃は、力が要りません~だから怪我もしにくい。
刃物は、力任せに振り回し切ろうとすると、怪我をします。
午後3時半、御用納め式にも出ましたが、再び戻って、目標の80本の杭が準備できました。運搬車を使うと、洗車納めが必要になるので、自家用車を供出運搬。
すでに西の空には、夕陽が傾いていました。
気温が急に下がり、汗が冷たくなってきましたが、これを配り終えるまでは帰れません。
一人なので、メジャーで測る余裕はありません。
1ハウス6本の目安を配って、軽く刺して廻りました。
すっかりの日没後、やっと終わりました。
気がかりで仕方なかった杭打ち!ここまでやっておけば、気持ち的に年が越せます。
あとは、来年度の研修生の応募を待つだけです。
平成28年度新規就農支援研修生募集HPです。https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_12043.html
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