Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

梅の収穫!&梅酒づくり!

2008年03月08日 12時42分59秒 | Weblog



毎年5月中下旬は、梅の収穫です。晴天の日を見計らって収穫日を決めます。
今年は大漁が望めると、下から枝の下がり具合を見ていました。



 

品種は”青じく”です。約30年前に、父が植えました。水屋(泥つき野菜など洗う所)と、機械倉庫の屋根に枝を張らせ、屋根の上から収穫できるようにと考えて植え、枝の誘引や剪定を行ってきたものです。



 

ですから収穫は、屋根に上がって、すべて”手ちぎり”です。たたき落とすことなく、傷も割れも無く、綺麗な果実が収穫出来るのですが・・・・・・・・



 

全ての枝が都合良く延びているわけではありませんので、このように”道板”を枝から枝に渡して、地上3~4メートルの空中で、袋を持っての収穫作業です。



 

足場の悪い屋根の上や、狭い道板の上で、込み入った枝の中に体や顔を突っ込んで、手を伸ばし、一個一個袋に入れます。枯れた梅の枝があるのですが、とても鋭く尖っていて、5時間くらい作業をしていると、腕や背中などは傷だらけになるのです。


 

おや!フィガちゃんも屋根に上がってきました。『僕も何かお手伝いしたいワン』
お手伝い出来る分けないのに、かまってかまって!とすり寄ってきます。『ネコの手は借りたいけど、犬の手は要らないよ!』









 
午後1時から6時まで、5時間かかりました。さあ~て、今年の収量は?大きなコンテナに5ハイ。1本の木で約250キロ!去年が180キロだったから、満足行く収量でした。母は市況よりもうんと安い価格で近所の注文に応えていますが、父は『手ちぎりで綺麗だから、もっと高く売ればよかったい!』と、毎年のように値付けとなれば喧嘩をしています。僕は梅焼酎用に2キロだけ貰って帰りました。
梅焼酎の製造過程はまた後日に報告します!・・・・・・




 

今年の収量に満足していると、屋根の上からキューンキューン泣いている声が、おっと!フィガロのことを忘れていた!。

 





さっそく、梅酒づくりの開始!
一晩水につけて、アクを抜いて、よく乾かして一個一個の果柄(ヘタ)を、つまようじで取っていきました。なお、梅酒の作り方を参考にしました。これ、覗いてね!


http://www.ao-ume.com/make_umesyu.html

 

 

 

梅2キロに、ホワイトリカー2升(3.6リットル)角砂糖2キロを準備!こんなにも砂糖を使うのかとビックリ!



 


梅と、角砂糖を交互に積み重ねたら、ホワイトリカーを注ぎ込みます。HPの説明では”ホワイトリカーを一気に注ぎ込みます”とありますが、”一気に注ぎ込む”理由が分からない?ちょろちょろではどうしていけないの?と疑問を持ちながら『イッキ・イッキ』の掛け声でした。
チョットだけ景気づけにと飲みましたが、ホワイトリカーはまずい(>_<)
やはり、ちゃんとした焼酎を、氷砂糖でなく、冷たい氷で飲むがうまい(^_^)v□




 



2キロの梅は、8リットルのガラス容器にちょうどよく収まりました。
冷暗所に貯蔵!ということで、床下収納庫に修めました。ペットボトルの中の、ポップコーンと一緒にしばらく眠ってもらいます。後は、1ヶ月後の梅の取り出しです。
6月21日木曜日かあ~、待ち遠しいです。




 

やっと、1ヶ月が経った。
さてと、床下収納に収めた瓶を取り出すと、あのアオイ梅もすっかり飴色になっていた。 一ヶ月後の梅の取り出しだから、6月21日木曜日となるが、都合で23日土曜日となった。まだ全部がシワシワにはなっていないが、”必ず取り出す”を守り、全部すくい上げた。この漬け梅も美味しいんですよね!・・・・・




 



 

 

いよいよ試飲!
瓶の底にはまだ、氷砂糖が残っている!
ちょっと掻き回して、均一化したところをすくい上げる。
行き先は、冷たい氷に冷やされたグラスの中へ!
さらなる行き先は、作り手の舌・喉・胃袋へ!
そして感想『うまい!』
昼間っから、すっかりいい気分になりました。・・・・・






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