自啓館の中庭に、研修生の力を借りて芝を張ったのは、12月4日の事
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/6317210f66332f9a1c03c5c13720c8f0
芝を貼ったら、芝と芝の隙間に、目土を入れるべきであることはわかっていた
しかし、ホームセンターの目土で試算すると、16リットルの目土を1坪3.3m2に入れるとして、43袋、500円/袋として約2万円が必要になる
そんなお金は無い
時間が経てば隙間は埋まっていくものとはわかっているが、出来たら埋めたい
でもお金は無い ならどうする どぎゃんかせんといかん
お金がないなら、またまた自分で作らないと仕方がない
あてはあった
5月29日に中庭を整備した時の余った堆肥で堆肥を作っていたのだ
熊本農大 自啓館 中庭を農地に復活しました!
あれから半年も過ぎて、ややベタベタの堆肥は、すっかりポロポロの扱いやすい堆肥に熟していた
これを使わぬ手はない
でも、すでに研修生は卒業しているので、一人でやるしかない
バケツに入れて約20mを運んだ
適当な間隔で、適量をバケツからひっくり返して
芝の間の溝に、手で寄せて広げていく
指で隙間に押し込んで堆肥を詰める
※実は撮影するも手袋ベタベタで、マイッタ~
単純な繰り返し作業をしていると、なぜかいろいろ考えてしまう~
『目土に山砂を入れんといかん』と言われたことを思い出した。
『そのくらい、分かっとるクサー自由に買えるなら、お金があるならすぐに買いに行くサー』と腹が立ったこと
(知識を知っているからと、当該人から求められてもいないのに、あれこれアドバイスするのは余計なお節介で、相手を苛立たせる場合もあるなあ~)と、身に降りかかってそう思った事
また、山本周五郎の「赤ひげ診療譚」という小説・黒澤明の「赤ひげ」のシーン
小石川養生所の医師、三船敏郎役の”赤ひげ”は、病気(結核?)の患者に対して『精のつくものを食べて養生しなさい~』という。
『そのくらい、分かっとるクサー~お金があるなら、飯は食えるし栄養失調にもならず、病気にもならんだろーが』と、そのシーンを観ていて、腹が立ったこととダブった
アドバイス・支援・教育・問題解決とはなんだろう
堆肥を広げる手は動かしながら考えた
結果は良くわからないが、
その人が抱える問題を聞いてやることが一番で~理想とのギャップ~それを縮める方策~代替え対策を一緒に考えること
そんなことかなと思った。
少なくとも、状態を見ただけでアレコレ頭ごなしに知識や教育手法で言葉を使うのは、たぶん問題解決も、相手に考えさせることも出来ないと思った
さてさて、バケツ2杯で1坪くらいの進捗だろうか
30回は運ばないといけない~腰痛
9時から始めて3時間あっという間にお昼になった
昼からも頑張った
最初はバケツでの運び込みに近いほうから広げだしたが、これでは踏みつけて汚くなると悟った
それで、向こうの外周から、同心円(弧)で手前にバックするようにした
こんな感じにひたすら埋めていった~
夕方4時になりやっと完了した
(右下の角がスタート地点)
来年の春が楽しみだ
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