黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

波志江の老女の面影を求めて・番外編 2(愛宕神社)

2020-08-19 15:56:29 | 群馬県・中毛

ひめちゃんと獅子丸は、岩神沼を過ぎて高縄の摩崖仏の裏を通って帰りました。

石の向こう、覆い屋の下が、高縄の摩崖仏です。

今朝は少し早めの出発だったので、まだヘトヘトではありません

あれ、季節外れの藤が咲いています

ここにあるたくさんの石造物も、そのうちにゆっくりご対面したいと思っているのですけど。

 

このそばに先日までキツネノカミソリが咲いていました。

かなりの悪条件の中、頑張って咲いていました

今朝は跡形もありません

 

桑の大木をくぐって帰ります。

むこうの田んぼは、葛塚城堀切の続きです。

 

高台に登って帰ります。

雀除けが目立ってきました

 

 

シイの木公園に行くときに、気になった神社にも寄って行きます。

駐車場がはっきり分かりませんでしたけど、とりあえず神社の後ろの空き地に駐車です。

脇道から入っていくと、まず目に付いたのが「波志江の屋台」の説明板です。

この地域は台地上にあり、水利に恵まれない土地柄で、壮麗な雨乞祭礼を子なったので「雨乞屋台」の別名がある。

 

ええ、ここは雨乞いをしなければならないほど、水に困った土地ですか

だって、さほど離れていない波志江沼のあたりは、滾々と湧き出て尽きる事を知らない七つの泉があったというのに

 

鳥居から入り直しです。

村社愛宕神社(あたごじんじゃ)とあります。

右の狛犬です。

左の狛犬です。

ふっくらめの穏やかな狛犬です

神楽殿が見えます。

 

すっきりときれいな拝殿です

開け放たれているのがいいですね

参拝の作法が、ちゃんと指示されています。

2礼2拍1礼で、参拝です。

 

拝殿脇に、愛宕神社社殿造営祈念碑があります。

「大正2年秋に金蔵寺と土地交換して移転した」とあります。

そういえば、『上野国郡村誌』佐位郡波志江邨には、「村ノ西方ニアリ」とあります。

でも、木々はうっそうとして鎮守の森の雰囲気です。

 

その後ろの宝塔には、注連縄があります。

古い社額も保存されています。

宝塔には何か刻んでありそうですけど、わかりません。

宝塔は、中世の石造物です。

平安時代後期からみられ、鎌倉時代中期から後期にかけて急速に普及したということです。

 

あれ、もしかしたら?

もしかするかも?

この日一番の、『念仏往生伝』上野国淵名庄波志江市小中次太郎母の面影でした

 

 

コメント
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