春~秋のように「花」や「葉っぱ」が主張するわけでもない「冬」。
その「冬」ならではの庭園の見方がある、ということを観察できるいいチャンスでした。
崇広堂でイベントがある度によく見せてもらう庭園ですが、
花を見ればこれは何って大概はわかるのにその花がない、しかも葉っぱも少ない、
こうなるとさっぱりわからないものです。
そんな中でも「赤・朱色・青・黒」等々、いろんな色彩が庭園にはありました。
意外とカラフルなんだと、そんなことに気づかせてもらった観察会でした、
「冬の庭園」って、(生きてるけど)枯木も庭のにぎわい風でいいかも、と思ったり。
さて、この形のいい木は【モッコク】(木斛)、なかなか見る機会のない漢字ですが。
詳しくは⇒木斛/モッコク
(左)庭園のモッコク、(右)崇広堂中庭のモッコク。
どちらも樹形はすっきり整って綺麗。
よく似たものに『セッコク(石斛)』という「ラン科」の仲間がいて、
この花の香りとモッコクの花の香りがよく似ているとか、
梅雨時期になったら花が咲くそうなので、また見に来たいと思っているところです。
さて、庭園に付きものの「コケ(苔)」、
「その1」では『エゾスナゴケ&ウマスギゴケ』をご紹介。
コチラでは一般的なというかどこでもよく見かけるコケです。
【ハイゴケ】です。
コケって不思議で、水分が少ないと茶色く固い感じに見えますが、
枯れているわけではなく、霧吹きなどでパパッと水分を補給してあげると、本領発揮!生き返ったね、みたいになります。
このコケも石の上に置いてアップで撮ると…
小さな一つ一つの葉?というのか、カールしてるんですよ、まるで「巻き毛」のようです。
可愛いです、(リンクの)苔テラリウムってハマりそう…
冬の崇広堂庭園内で、今一番元気に赤い実をつけているもの!
正月の花などによく活けられる【マンリョウ】(万両)。
上の「万両」に似てるんだけど、微妙に「赤い実が大きい」。
このコは【十両(=ヤブコウジとも)】だそう。
(左の写真)手前が十両、奥の方に見えるのが万両、微妙に違います。
「マンリョウ」がたくさんあるなぁと見ている時点で、千両も有名だけど
千・万があるということは(多分、観察者全員が思ったと思う)「百も十も一もあるの?」。
学芸員の森田さんん曰く、
「あるんですよ、皆さんの思われる通りに(笑)…」
そんな会話の後に教えられたのが、先の写真の「十両」だったのです。
↓ にその各種類説明をリンクしておきました、なんか「赤い実」探しも面白そう
「万両・千両・百両・十両・一両」まであるんだよ(笑)。
庭園奥の方では「椿」
まだまだ「実は硬い」、もう少し待ちましょう。
この花が開くと、きっと春に近づく予感がします。
このコは、赤い実というよりも「朱色の実」を付けた【クチナシ】、
おせち料理の「きんとん」の色付けに使われる『クチナシの実』。
「きんとん」」がとても綺麗な「黄金色」になりますね、不思議な色彩を発揮してくれます。
(右のクチナシは1/29に再撮影)
講堂西側を歩いていて足元をふと見ると
この時期にしては珍しく小さな白い花を見つけました、
一人でニヤニヤして後で調べると『タネツケバナ』と出てきました。
外来種の雑草ちゃん、タネが靴の底にでも付いてきてここで定着しちゃったかもね…
可愛いからまっいいか(笑)。
1/29に再訪問して青空の元で写真を撮りました。
「MieMuの移動展」はすでになく、静寂の崇広堂に戻っておりました…
寂しくなりましたが、四季折々ココを尋ねるのが益々楽しみになりました💗
最後に見上げたのは『サルスベリ(百日紅)』の枯れた「実」が残るさま。(2023/9/14、講堂横の百日紅)
楽しかった、
帰り道、上野公園内で「春の使者」ほんの数輪ですが…お届け。
ではまた
その「冬」ならではの庭園の見方がある、ということを観察できるいいチャンスでした。
崇広堂でイベントがある度によく見せてもらう庭園ですが、
花を見ればこれは何って大概はわかるのにその花がない、しかも葉っぱも少ない、
こうなるとさっぱりわからないものです。
そんな中でも「赤・朱色・青・黒」等々、いろんな色彩が庭園にはありました。
意外とカラフルなんだと、そんなことに気づかせてもらった観察会でした、
「冬の庭園」って、(生きてるけど)枯木も庭のにぎわい風でいいかも、と思ったり。
さて、この形のいい木は【モッコク】(木斛)、なかなか見る機会のない漢字ですが。
詳しくは⇒木斛/モッコク
(左)庭園のモッコク、(右)崇広堂中庭のモッコク。
どちらも樹形はすっきり整って綺麗。
よく似たものに『セッコク(石斛)』という「ラン科」の仲間がいて、
この花の香りとモッコクの花の香りがよく似ているとか、
梅雨時期になったら花が咲くそうなので、また見に来たいと思っているところです。
さて、庭園に付きものの「コケ(苔)」、
「その1」では『エゾスナゴケ&ウマスギゴケ』をご紹介。
コチラでは一般的なというかどこでもよく見かけるコケです。
【ハイゴケ】です。
コケって不思議で、水分が少ないと茶色く固い感じに見えますが、
枯れているわけではなく、霧吹きなどでパパッと水分を補給してあげると、本領発揮!生き返ったね、みたいになります。
このコケも石の上に置いてアップで撮ると…
小さな一つ一つの葉?というのか、カールしてるんですよ、まるで「巻き毛」のようです。
可愛いです、(リンクの)苔テラリウムってハマりそう…
冬の崇広堂庭園内で、今一番元気に赤い実をつけているもの!
正月の花などによく活けられる【マンリョウ】(万両)。
上の「万両」に似てるんだけど、微妙に「赤い実が大きい」。
このコは【十両(=ヤブコウジとも)】だそう。
(左の写真)手前が十両、奥の方に見えるのが万両、微妙に違います。
「マンリョウ」がたくさんあるなぁと見ている時点で、千両も有名だけど
千・万があるということは(多分、観察者全員が思ったと思う)「百も十も一もあるの?」。
学芸員の森田さんん曰く、
「あるんですよ、皆さんの思われる通りに(笑)…」
そんな会話の後に教えられたのが、先の写真の「十両」だったのです。
↓ にその各種類説明をリンクしておきました、なんか「赤い実」探しも面白そう
「万両・千両・百両・十両・一両」まであるんだよ(笑)。
庭園奥の方では「椿」
まだまだ「実は硬い」、もう少し待ちましょう。
この花が開くと、きっと春に近づく予感がします。
このコは、赤い実というよりも「朱色の実」を付けた【クチナシ】、
おせち料理の「きんとん」の色付けに使われる『クチナシの実』。
「きんとん」」がとても綺麗な「黄金色」になりますね、不思議な色彩を発揮してくれます。
(右のクチナシは1/29に再撮影)
講堂西側を歩いていて足元をふと見ると
この時期にしては珍しく小さな白い花を見つけました、
一人でニヤニヤして後で調べると『タネツケバナ』と出てきました。
外来種の雑草ちゃん、タネが靴の底にでも付いてきてここで定着しちゃったかもね…
可愛いからまっいいか(笑)。
1/29に再訪問して青空の元で写真を撮りました。
「MieMuの移動展」はすでになく、静寂の崇広堂に戻っておりました…
寂しくなりましたが、四季折々ココを尋ねるのが益々楽しみになりました💗
最後に見上げたのは『サルスベリ(百日紅)』の枯れた「実」が残るさま。(2023/9/14、講堂横の百日紅)
楽しかった、
帰り道、上野公園内で「春の使者」ほんの数輪ですが…お届け。
ではまた
こんなことができるんだという驚きと、いつかは挑戦するのも面白いなぁ…とは思いましたが、さて誰がそのコースを考えるんや??というところで周りを見渡しました(笑)。
moni5187さんしかいないじゃないですか。
ワタシ70にもなり、医療費も2割負担になり、免許の更新は2025年。あと5年くらいは自動車に乗るとしてその先(きっと語り部さんも卒業してるかもしれないし)、チャンスはあるかもしれません。
脳内活性化のために頑張ろうではありませんか!
moni5187様、その折はよろしくお導きくださいませ、
そして夢のあるコメントありがとうございます。
京都駅の外の市街を歩いたのは、バス(修学旅行や社会見学)、奈良線、京阪本線、クルマ、で行きました。の駅構内だけなら大阪駅から東海道本線。で乗換えただけなら草津線、近鉄京都線。レアなのは京都駅を新幹線で通ったこともあります。
JR京都(駅構内に限る)に格安で行くなら、乗り鉄の間で知られる「大回り乗車」を利用する手があります。これは大都市近郊区間でA駅からB駅に行くのに、迂回経路でも最短経路と同じ料金で乗れる。という特例を使うわけです。
JR西日本の大都市近郊区間に、伊賀上野駅と柘植駅が含まれています。「大回り乗車」で草津線経由で京都(駅ナカのみ)へは、伊賀上野から佐那具まで約4kmウォーキングして、佐那具で伊賀上野行の切符を買って柘植経由で行って、木津経由で伊賀上野に帰る、など他が思いつきます。「大回り乗車」で検索すればルール詳細は、いっぱい出てきますので。
極めて超大回り乗車は、以下記事参考です。日本経済新聞>JR「大回り乗車」 切符200円で関西巡る748キロの旅
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48720300Z10C19A8AA1P00/
化石コレクションを見るたび、夏休みの課題を思い出したりして(笑)。
やっぱり何も知らないで見るより、ちょっとだけ植物に賢くなった自分を試してみたくもなりますが、これはココだけの話にしておきます。
dawnさま、コメントありがとうございます。
また楽しみな春が近づいてきますね、JRに乗ってどこかへ行こう、もうすぐ春ですよ♫
MIemu移動展示会のアンケートには、一部でもいいので、奥山茂美先生の化石コレクションをMiemuに置いてもらうよう、要望を書いておきました。