この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『ぐっすり』の語源は『Good Sleep』ではないそうですが。

2005-03-04 23:15:56 | 蘊蓄・雑学
『トリビアの泉』によると『ぐっすり』の語源は『Good Sleep』ではないそうです。
へぇ×10って感じです。自分もどこかでその説を耳にして、何となく信じていました。
それにしても一体どこの誰が「『ぐっすり』は『Good Sleep』から来てるんだぜ~」みたいなことを言い出したのでしょうか?
純真な人間をからかうのがそんなに楽しいのでしょうか?
まったく、ガセネタを発信するのも程々にして欲しいものです。
というわけで、今日は自分がとっておきの言葉に関するトリビアを披露しましょう。
英語の「Good morning」は直訳すれば「いい朝です」、転じて「おはよう」って意味ですよね。
同様に「Good night」は「おやすみ」とか「さよなら」ってふうに訳されます。
どちらも何かを「良い」と形容しています。
では英語でもっともポピュラーな別れの挨拶である「Good bye」の「Good」は一体何が「良い」といっているのでしょう?言い換えれば「Good bye」の「bye」って何なんでしょうか?
良い別れ?良い再会?いえ、どちらでもありません。
実は「Good bye」は元々「God be with ye」(「ye」は「you」の古語)を短縮したものであり、意味は「神があなたとともにありますように=神のご加護があらんことを」となります。
ですから「Good bye」ではなく、「Good by」と「e」が省略されて書かれているのを見かけることがありますが、間違いではないのです。(当然その場合副詞の「by」ではありません。)

というような蘊蓄をですね、先日ある友人に語ってみせたところ、友人は感心したようにいいました。
「へぇ、よく出来たネタだねぇ!」と。
・・・・・。
(自分が考えた)ネタじゃねぇ!!
ネタを仕入れるよりも信用を得る方が先だな、とつくづく思いました。とほほ。
コメント (4)
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