この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

九州人のここが嫌い。

2008-12-17 23:37:51 | 戯言
 東京に行って何に驚いたかというと、聳え立つ高層ビルでも、都会の喧騒でもなく、道行く人々の足取りの速さでした。
 とにかく、競歩か?と思うようなスピードでした。
 九州人は急ぐ理由がない限り急ぎませんが、東京の人は急がない理由がない限り急ぐのでしょう。
 足取りの速さは大阪に行ったときも同じような感想を抱いたので、都会の人は一分一秒を大切にしようとする『時は金なり』の意識が強いのでしょうね。
 驚きましたが、嫌悪感や不快感などはなく、むしろよく二十四時間競歩出来るものだと感心しました。

 感心したことは他にもあって、それは何かというとエスカレーターでの人々の立ち位置。エスカレーターに二人分の幅がある場合、東京では先を急ぐ人のために左側に立つ習慣があるのです(大阪では逆の右側)。
 東京で左側、大阪で右側なら、左側と右側の境目はどこだろう?と疑問に思うのが人情だと思いますが、ちなみに文化的な中間点といわれる名古屋では左側だそうです。詳しくはこちら
 
 ではここで問題です。
 東京では左側、大阪では右側のエスカレーターの立ち位置、九州ではどちら側でしょう?
 まぁ感心した、と書いてあるぐらいなので予想がつくかもしれませんが、九州ではどちらかに寄って立つ、という習慣がそもそもないのです。
 なので二人分の幅のあるエスカレーターにカップルが乗ると、カップルは行く手を遮るように並んで立ちます。エスカレーターの上段と下段で立つという発想などありません。
 ほんと、映画の上映開始に遅れそうな時などにはイライラします。どきやがれ、馬鹿ップル!!と怒鳴りたくなります。

 これに限らず九州人は並ぶのが本当に下手なのです。
 例えば、トイレに行って、小便器が三つあったとしますよね。用を足したい人がたくさんいたら、当然列が出来ます。普通だったら一列に並んで、列の先頭の人が順序良く空いた便器で用を足していけばいいことです。それが一番公平だし、効率がよいとも思います。
 しかし、これが九州では違うのです。小便器が三つあったら、列も三つ出来るのです。小便器が五つなら、列も五つ。おそらく小便器が百あれば、列も百出来るでしょう。
 当然列によって待たされる時間も違うので、より長く待たされる列に並んだ時は我が身の不運を呪わずにはいられません。漏れそうなんじゃああああっっっ!!!

 話はエスカレーターに戻りますが、実はエスカレーターには正しい立ち位置があるのです。東京式の左側、大阪式の右側、どちらが正しいと思いますか?
 A.実はどちらも正しくない。なぜならエスカレーターにおいての歩行そのものがエレベータ協会から推奨されていないから。あえていえば後ろの人間に歩行を思いとどまらせる、九州式が正しいっていうことになりますかね。。。
ps.本文で述べたことは九州では絶対にそうである、といってるのではなく、あくまで自分の周りではそういうことが多い、というだけの話なので・・・。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする