この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

天草旅行記、二日目。

2010-07-18 22:07:59 | 旅行
 昨日の続きです。

 昨晩なかなか寝付けなかった割には(クーラーを消して寝たのも失敗だった)、翌朝いつも通りに六時半ぐらいに目が覚めました。

 旅先の贅沢ってことで朝風呂に入り、そのあと散策に出かけました。
 ぶらっと町中を見た限りでは、下田温泉、温泉街にはつきものの歓楽街や娯楽施設が一切ない!(飲み屋すらなかった)
 こんな健全な温泉街はこれまで見たことありません。


   


 写真は下田温泉の入り口にある看板代わりのオブジェ(?)。
 誰の足をモデルにしてるんですかね。笑。

 散策から戻り、八時から朝食。
 たまに夕食は豪華でも朝食はイマイチ、みたいな旅館もあったりするのですが、今回お世話になった伊賀屋さんは朝食も美味しかったです。

 九時過ぎ、旅館を出発。
 まず向かったのがお袋の希望である窯元へ。
 販売所の壁に、サッカーの元日本代表である中田英寿にそっくりな人が陶芸をしている写真が貼ってあったので、冗談でお袋に「中田が陶芸してる!」と言ったら本人でした(去年来たらしい)。笑。

 次にせっかく天草に来たんだから一つぐらいは教会に行っとくかってことで大江天主堂に向かいました。
 が、ミサ中につき入館出来ず。
 迷える子羊を門前払いかよ!!
 と神様に文句を言っても仕方ないので、あっさり引き下がって帰ることにしたのですが、近くのお土産屋さんで売っていた柑橘類のジュースが非常に美味。試しに買った一本が車内であっという間に無くなり、車を引き返して四本ぐらい買い求めてました。笑。

 で、いよいよ今回の旅行のメインであるイルカウォッチングへ!!
 昼食に手間取っていたので、1:30の便にギリギリ乗り込み、いざ出航。
 行く前はそう簡単に野生のイルカに遭えるもんなのかいな?といぶかしんでいたのですが、まったくの杞憂でした。
 めちゃめちゃいました、イルカ。


   

   


 まったくもって上手く写せてないのですが、この写真だけで軽く十頭(十匹?)以上のイルカが写っています。
 イルカ、別にいつも潜っているわけでなく、ちょくちょく水面から顔を覗かせるのですが、それも一瞬なので、撮れども撮れどもまともにイルカが写った写真が撮れないのです。

 一つ笑える話があって、この日自分たちが乗った船は他の船に比べ、イルカの移動に対して後手後手で、何でこんなに鈍いんだろうと思っていたのですが、あとでお袋から聞いたところによると、船頭のおじいさんは妊婦さんがいたためにいつも以上に操船に慎重だったそうです。
 なるほど、それだったら仕方ないなと一瞬思ったのですが、よくよく聞くと、実はおじいさんが妊婦さんだと思っていたのは我が義姉。
 おじいさん、ゴメン、あなたが妊婦だと思ったのはただの中年太りの女性だったんだよね。笑。

 イルカウォッチングを終えた後は帰途に着きました。

 天草は久留米からだとだいたい片道三時間ぐらい掛かります。
 で、観光の目玉はというと、ぶっちゃけイルカウォッチングしかありません。
 しかし、そのイルカウォッチングは三時間掛けて観に来る価値がある、といってよいです。
 水族館のイルカには見られないダイナミックさが味わえますよ。
 イルカ好きの方は、一度天草を訪れてみてはいかがでしょうか。   
コメント (6)
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