この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

西原理恵子トークライブに行ってきました。

2010-09-11 21:47:01 | 日常
 西原理恵子トークライブに行ってきました。

 と、本文に入るその前に。
 いや~、いかんなぁ、最近すっかりご無沙汰ですよ。
 ご無沙汰といってもワイフとのラブコミュニケーションが、じゃないですよ(わかるわ、んなこと!)、ブログの更新が、です。

 書くネタがないわけじゃないのです。ネタはある。タネはなくてもネタはある。いや、タネももちろんあるけどさ(何の話だよ)。
 書くネタはあっても気力がないの。
 パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ、状態ですよ(余談ですけど『フランダースの犬』本編では、ネロは「パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ」とギブアップ宣言をするのではなく、「パトラッシュ、もう疲れたろう?」とパトラッシュを気遣う台詞を口にしているのだそうです。違いがあるのかどうかよーわからんけど。)。

 話が横道にズレましたけど、ネタはあるのですよ、ホント。
 例えばせっかく試写会で『悪人』を観たんだから、本上映が始まる前にあの映画について言いたいことを言いたかった!!
 詳しいレビューはまた後日書きますけど(別に読まなくてもよい?)、あの映画って、好き放題やりたい放題やってる奴が結局人生勝ち組になるんだよ、ってことを言いたいんですよね?
 もしくは山中に置き去りにされた人間に救いの手を差し伸べたら、ぎゃんぎゃん噛み付かれることがあるので、自分の手に負えないと思ったときはさっさと見捨てろ!!って映画ですよね?
 自分はそう解釈したけど。違うのかな?

 前置きが長くなりました。
 西原理恵子のトークライブですよ。
 一応チケットを二枚入手して(無料だけどね)、お袋に「西原理恵子のトークライブ、行ってみらん?」って前の日に聞いてみたんですよ。
 そしたらお袋、「知らない人だから(行かなくて)いい」とつれない返事。
 ん~~~、西原理恵子、メジャーになったと思ったけど、まだまだだな。

 で、会社の同僚にも「今度の土曜日、西原理恵子のトークライブに行くっちゃん」って言ったら、一言「誰それ?」ですよ。
 ん~~~、西原理恵子、メジャーになったと思ったけど、まだまだだな(X2)。

 さらにトークライブに行く前、散髪に行ったんですけど、そこの自称漫画好きの理容師のにーちゃんに「これからどっか行くんスか!?」って聞かれたから、「西原理恵子のトークライブにこれから行くけどね」って答えたら、「その人何やってる人っスか?」って聞かれましたよ。
 にーちゃん、アンタ、世の中に漫画ってジャンプとマガジンしかないと思ってるだろ?
 ん~~~、西原理恵子、メジャーになったと思ったけど、まだまだだな(X3)。

 そんなわけで見に行く前は、西原理恵子のトークライブに行く奴なんていない、そもそも存在すら一般には知られていないって思ってたんですけど、会場に着いたらビックリ。長蛇の列ですよ。


   


 この写真を見ても「どこが長蛇の列なんだ、JAFに訴えるぞ!!」って感じですけど、いや、これぞ長蛇の列!!って写真もあるんだけど、見ず知らずの赤の他人の顔を正面から撮っちゃってるのでアップする気にならないのです。また五月蝿い人が絡んできたら面倒なので。
 見に来る人なんてごくごくわずかだろう、なんて思っていたので、この長蛇の列にはちょっぴり感動すら覚えましたよ。

 唐突ですが、ここで自分と西原理恵子の馴れ初めについて(結婚式かよ)。
 たぶんですが、今この駄文を読んでるどの人よりも自分は西原理恵子のことを昔から知っています。
 どれぐらい昔かというと、彼女がスーアンコーとトイトイの違いがわからなかった頃から、です(今も違いがわかるかどうか定かではないですが)。
 基本的なキャラクターは変わってないんですけど、あの頃の彼女は初々しかった、、、いや、そうでもないか。笑。
 まぁともかく、彼女の処女作品も単行本を買いましたよ(彼女の処女についての作品、ではなく、『まあじゃんほうろうき』のことね)。

 でもいつしか彼女の作品を読むこともなくなっちゃいましたね。
 『恨ミシュラン』とか『鳥頭紀行』とかほとんど読んだことないなぁ。
 キャラが変わってないってことは想像がつくし、読めば面白いだろうってこともわかってはいるんだけど、何故か手を出す気になれなかった。
 強いて言えば、自分の手からは離れてしまったから?AKB48は秋葉原の専用劇場だけで拝めた頃が一番好きだった、みたいな感じ?

 だから、今日のトークライブで西原のしゃべりの達者振りにも驚いてしまった(しゃべる西原を見るのも初めてだった。ワイドショーとか普段見ないからね。つーか見れないし。)
 それに考え方が(正しいかどうかはさておき)すごくしっかりしてることにも驚かされた。
 昔は無謀で無思慮で無鉄砲がウリだったような気もするんだけど、人間、成長するもんなんだなぁ。

 笑えて笑えて笑えて、ちょっぴりうるっと感動させて、そして笑えて笑えて、でも考えさせるものもあって、トークライブはすごくよかった。
 タダで見させてもらって申し訳なかったです。

 失敗だったなと思ったのは、やっぱりお袋を連れてくれば連れてくればよかったなってことで、、、でもそのことを言ったら「あんたが遊んでいる間にいろいろしなければいけないことがあったんだから」と叱られました。
 ゴメン、かーちゃん。笑。
 西原の言う通り、男って自分の都合ばかり考える生き物だからなぁ。


   


 写真は西原理恵子本人、、、ではなく、鴨志田穣写真展にいた『毎日かあさん』のおかしゃん。トークライブは撮影禁止だったからね。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする