この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

古湯映画祭に行ってきました。

2010-09-18 23:58:08 | 日常
 土曜日は古湯映画祭に行ってきました。

 実はここだけの話、自分は佐賀県人です。ふだんは福岡県人を自称してますけどね。
 なぜ自分が佐賀県人であることを隠しているかというと佐賀県人であることがバレるとネットでは迫害されるからです。
「やーい、やーい、佐賀県人!県内にあるパソコンを全部合わせても100台に満たないネット後進県め!目障りだから消え失せろ!!」
 まったくひどいもんですよ。佐賀県にあるパソコンを全部合わせたら1000台はあります。

 嘘です。
 今書いてあることを少しでも鵜呑みにした方は駅前のキャッチセールスには気をつけた方がいいと思います。笑。
 ただ、ふだん福岡県人を自称しているというのは本当で、それは佐賀県の鳥栖がどこにあるか知らない人に佐賀県の鳥栖がどこなのか説明するのが面倒臭いからです。福岡県の久留米といったら一言で済みますから。

 そんな佐賀県の鳥栖に住む自分なんですが、同じ佐賀県の富士町で行われる古湯映画祭にはこれまで一度も行ったことがありませんでした(車で一時間半ぐらいの距離)。
 その存在ぐらいは耳にして知っていたのですが、なぜだかこれまで行ったことがなかったのです。
 なぜ行ったことがなかったのか、我ながらよくわからないのですが(古湯温泉自体には何度か行ったことがあるのに)、ともかく今年は暇だったので(たぶん毎年暇ではあるんだけど)行ってみることにしました。

 古湯映画祭には行ったことがなかった、と書きましたが、それ以前に自分は映画祭自体行ったことがありませんでした。
 これもまぁ不思議な話で、一応映画鑑賞が趣味で、映画祭そのものは全国津々浦々いつもどこかでやってるですけどね。

 なので、温泉街で開かれる映画祭と聞いて、もしかして、温泉で映画の上映がされたりして、、、などと密かに想像していましたが、そんなわけもなく、上映は「フォレスタふじ」という生涯学習センターで行われました。
 観たのはやはり佐賀県を舞台にした『ソフトボーイ』(レビューは後日)。
 休憩を挟んで同作品の監督や出演者によるシンポジウムがありました。シンポジウムっていうと何だかお堅い感じですが、要は談笑会ですね。撮影の裏話などが聞けました。

 さらに休憩を挟んで日韓ムービーアワード2009グランプリ作品である『えい、あの出来損ないめ!』が無料上映されたので鑑賞しました。昼間っから酒(マッコリ)をかっくらっているボンクラ親父四人組の話なんですけど、ぶっちゃけどこが面白いのかさっぱりわかりませんでした。

 ここで体力が尽きました。
 本当だったらこのあと『ヤッターマン』が無料上映されたので、それを観てから温泉に入り、そのまま古湯温泉に泊まろうか、なんて思ってたのですが、予定よりも早く体力が尽きたので、逆に家に帰ることにしました。

 古湯映画祭、思っていたよりもよかったですよ。
 ただ、遊び心が足りないかなって思いました。
 それこそお祭りなんだから、露店とかがもっと軒を連ねててもいいと思ったし、シンポジウム自体が撮影禁止なのはわからないでもないけど、シンポジウム終了後に出演者のサイン会、撮影会ぐらいのサービスはあってもいいんじゃないかなぁ。あと、どうせならそれこそ温泉に浸かりながら映画が観れたらオツなんですけどね(機材の関係で無理だとは思うけど)。
 ともかく来年もまた行こうと思いました。

 映画祭は明後日二十日までありますが、たぶん今日が一番の盛り上がりを見せるのではないでしょうか。
 何といっても『悪人』の李相日監督と出演者の満島ひかりがやってくるので。
 ただ、満島ひかり目当てで今日になってのこのこ出掛けても事前にパーティ券を購入していないと門前払いになるかもしれないので要注意です。
コメント
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