この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

桜陶祭に行ってきました。

2015-04-06 21:47:04 | 旅行
 日曜日は長崎の波佐見町で行われた桜陶祭にお袋と行ってきました。
 桜陶祭というのは文字通り、桜見物と窯元巡りが同時に出来るお得なお祭りなのです(といっても4月の第一週だと既に桜は散りかけているけど)。

 実は行かない(でもいいかなと思う)理由がいくつかありました。
 まず何といっても自分が前日に福津市まで遠出をし、前夜も帰るのがかなり遅かったことがあります。
 二つ目、お天気がどうも思わしくなかったのです。新聞の降水確率が80%だったかな。先週の金曜日の土砂降りがイメージに残っていて、雨の日に出かけるのも馬鹿馬鹿しいか、とも思いました。

 まぁそれでも結局行くことにしたのは、桜陶祭には(ほぼ)毎年出かけているというのと、毎週毎週自分一人で遊びに出ているので、たまには親孝行をせねばなるまいと思ったからです。

 10:00過ぎに家を出て、高速道をかっ飛ばし、11:00ちょっと過ぎには桜陶祭のための臨時駐車場がある【やきもの公園】に到着してました。高速道を使うとやっぱり早いね。笑。

 トイレを借りるためにやきもの公園内にある【波佐見町陶芸の館】に寄りました。
 そしたら観光ガイドのおじさんに捕まって(という言い方は失礼ですが)陶芸の館の二階にある展示コーナーを見学することになりました。
 ぶっちゃけ陶磁器の歴史的資料にはまーったく興味がなかったので、テキトーにぶらついていたのですが、あるものを見て目が点になりました。


   


 絵付けをしている年配の陶芸家、、、だと思うでしょ?
 実はこれ、ロボットなんです。ロボットなので当然動くのですが、その動きがまた非常に細やかで驚きました。自分が今まで見た中で一番精緻なロボットかもしれません。
 このロボットを見るためだけに陶芸の館に行く価値があると言っても過言ではないですよ(動画はこちら)。

 その後、臨時バスで桜陶祭会場である中尾山へ向かいました。
 「陶郷」というだけあって、道端にこんなものがでーんと鎮座ましましています。


   


 盗めるものなら盗んでみやがれ、ってことですかね。笑。

 12時も過ぎて、お腹が空いたのでお昼を食べようということにしました。
 桜陶祭でのお昼はいつも決まっていて、陶箱弁当を買うことにしています。
 陶箱弁当というのは各窯元で販売している陶器付きのお弁当のことです。
 陶器付きなので若干値段はお高め、、、いや、陶器付きにしては安いと考えることも出来るかな。笑。

 お昼に買ったところとは別の窯元で夕食用の陶箱弁当も買いました。
 この日はほとんど買い物らしい買い物はしなかったのですが、陶箱弁当に付いている陶器だけで相当な荷物になりました。窯元巡りをするために中尾山の坂道を歩いたのでかなりの運動になりました。

 これといったのはなかったのですが、八百屋さんの貼り紙に目が行きました。


   


 なぜか映画『寄生獣』のことが書かれていて、「Why?」って思いましたね。

 
 だいたい毎年桜陶祭には出かけているのですが、正直もういいかな、って気がします。
 初めて行ったときはかなり面白かったんですよ。
 イベントも充実していたし、係の人たちにも活気がありましたしね。
 でも年を追うごとにイベントはショボくなっていくし、係の人も惰性でやっている感がアリアリで、、、これなら5月にある【波佐見陶器まつり】と一緒にすればいいのにねって感じです。


 最後に陶箱弁当についていた陶器です。


   


 半日背負っていて疲れました…。
コメント (5)
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